特許
J-GLOBAL ID:200903086824299673

光ファイバフィルタセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-534392
公開番号(公開出願番号):特表平11-509925
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】ファイバ内ブラッグ格子状の光学フィルタ(16)を組み込んだ光ファイバ(10)に光源(21)から光を発射することにより物理量、典型的には温度、の大きさが測定される。光源(21)の作動温度は、光学フィルタ(16)の拒絶帯の少なくともかなりの部分をカバーするために、光源(21)により発射される光のスペクトラムの中心波長をサイクル変化させるように、熱電調整器(23)により制御される。光検出器(26)は、光フィルタ(10)からの反射光を検出するため、且つ、プロセッサ(28)と連動して、ピーク反射の発生を検出するために備えられている。光学フィルタ(16)の位置する領域の温度は、ピーク反射を発生する光が発射されたときの光源(21)の作動温度を基準にして決定される。温度の測定、または光学フィルタ(16)の反射率に影響を及ぼす可能性のあるその他の物理量の測定は、光学フィルタ(16)の完全な反射特性の決定を必要としない。また、ピーク反射が発生する実際の中心波長の測定も必要としない。ピーク反射の発生を検出し、そして温度またはそのほかの物理量の大きさを、光源(21)について実施する制御を基準にして決定する。
請求項(抜粋):
光学フィルタの反射率に影響を及ぼす可能性のある物理量の大きさを測定するための装置であって、光ファイバ、光ファイバと回路内に光学的に配置された少なくとも一つの光学フィルタ、光ファイバに光を発射するように配置された光源、光源により発射される光のスペクトラムの中心波長を、一または各フィルタの想定スペクトラム応答の少なくともかなりの部分を包含する範囲で変化させるように光源を制御する制御手段、一または各フィルタにより光ファイバを通って反射される光を検出する手段、およびピーク反射の発生を検出し、一または各フィルタに存在する物理量の値を、ピーク反射を発生する光を発射したときに制御手段で制御される状態を基準として決定する手段を備えている装置。
IPC (4件):
G01K 11/12 ,  G01D 5/26 ,  G01L 1/24 ,  G01N 21/27
FI (4件):
G01K 11/12 F ,  G01D 5/26 D ,  G01L 1/24 A ,  G01N 21/27 B

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