特許
J-GLOBAL ID:200903086824987405

自動車用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088198
公開番号(公開出願番号):特開平9-272329
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの排気管路に排気熱吸熱用熱交換器を有するバイパス管路を設置したり、車室内空調装置に排気熱を利用するための補助熱交換器を設置せずに、エンジン排気熱の回収と停止が容易に行なえ、構造が簡単な自動車用暖房装置を提供する。【解決手段】 エンジン12の排気管路11に設けられエンジン12の排気熱を吸熱する排気熱吸熱用熱交換器(排気熱吸熱器)15と、エンジン冷却水の熱を車室内に放熱するための車室内放熱用熱交換器(車室内放熱器)14と、エンジン12から車室内放熱器14へ冷却水を流す配水管路に設けられ、車室内放熱器14と排気熱吸熱器15とにエンジン冷却水を分流するとともにその流量を制御する流量制御弁16と、車室内放熱器14からエンジン12へ冷却水を流す配水管路に設けられるクッションタンク18と、排気熱吸熱器15とクッションタンク18との間に設けられる遮断弁17と、流量制御弁16と遮断弁17を制御する制御手段26とを備える。
請求項(抜粋):
エンジン冷却水を車室内空調の熱源とし、エンジン排気熱を車室内空調の補助熱源とする自動車用暖房装置において、エンジンの排気管路に設けられエンジンの排気熱を吸熱する排気熱吸熱用熱交換器(以下、排気熱吸熱器と呼ぶ)と、エンジン冷却水の熱を車室内に放熱するための車室内放熱用熱交換器(以下、車室内放熱器と呼ぶ)と、前記エンジンから前記車室内放熱器へ冷却水を流す配水管路に設けられ、前記車室内放熱器と前記排気熱吸熱器とにエンジン冷却水を分流するとともに、その流量を制御する流量制御弁と、前記車室内放熱器からエンジンへ冷却水を流す配水管路に設けられるクッションタンクと、前記排気熱吸熱器と前記クッションタンクとの間に設けられる遮断弁と、前記流量制御弁と前記遮断弁を制御する制御手段とを備えることを特徴とする自動車用暖房装置。

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