特許
J-GLOBAL ID:200903086826492330
三次元データから二次元画像を作成するための投影方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055815
公開番号(公開出願番号):特開平5-094540
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】被検者の体積から三次元磁気共鳴(MR)流体流画像を収集し、それから高コントラスト、低雑音二次元画像を構成する方法は三次元MR造影技術から得られる三次元データ体積を介して投射された投影線に沿ったボクセル値の統計的計算、および投影射線に沿った各ボクセルに対するデータの投影平均から重み付けされた差を加算することでデータを投影画像に変換することにより行われる。次に、データが正規化され、すべての投影射線に対して反復することにより一組の投影値が得られ、これが二次元ディスプレイ装置上に表示される。
請求項(抜粋):
被検者の体積の収集された三次元データから高コントラスト、低雑音の二次元画像をディスプレイする方法に於いて、a) 各エントリーが上記被検者のボクセル値に対応するような複数のエントリーを持つ三次元データセットを取得するステップ、b) データのヒストグラムを取得することによりデータの一組の統計的特性を決定するステップ、c) ヒストグラム内のデータ部分に対する感度を最大にする統計的特性の次数kを上記ステップbから決定するステップ、d) 上記被検者のボクセルを所定の角度で通過する選択された投影射線が交差するボクセルを決定し、その各ボクセルに対応する三次元データセットエントリーを決定するステップ、e) 上記射線が交差するすべての三次元データセットエントリーの平均を決定するステップ、f) k=2の場合を除き、上記射線が交差するすべての三次元データセットエントリーの標準偏差を決定するステップ、g) 上記射線が交差する三次元データセットエントリーの各々を投影平均から減算することにより複数の分布差を作成するステップ、h) 上記各分布差について、画像のコントラストを最大にし、かつ上記再構成される画像中の雑音を最小にするように選択された正数である統計次数に等しい累乗を求めることにより、重み付けされたボクセル差を得るステップ、i) 上記射線が交差するすべての三次元データセットエントリーに対する重み付けされたボクセル差を加算することにより投影和を求めるステップ、j) 上記射線が交差する三次元データセットエントリーの数により投影和を割るステップ、k) 上記ステップjの結果を正規化定数で割ることにより投影値を作成するステップであって、統計次数が2に等しくない(k≠2)の場合には標準偏差について統計次数マイナス1の累乗が正規化定数であり、統計次数が2に等しい(k=2)の場合にはステップjで得られた値の平方根を求めることによって正規化が行われるような投影値作成ステップ、l) 三次元データセットにわたる複数の平行な射線に対してステップd-kを反復するステップ、m) 投影振幅を二次元ディスプレイ装置に転送するステップ、およびn) 分析および判定のために投影振幅を二次元ディスプレイ装置上にディスプレイするステップを含むことを特徴とする高コントラスト、低雑音の二次元画像ディスプレイ方法。
IPC (5件):
G06F 15/72 450
, A61B 5/055
, G06F 15/36
, G06F 15/42
, G06F 15/62 390
前のページに戻る