特許
J-GLOBAL ID:200903086831600540

水素吸蔵合金冷凍システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-318023
公開番号(公開出願番号):特開2003-121026
出願日: 2001年10月16日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 比較的低温の排ガスで、冷水から氷点下の温度域の冷熱が出力可能な冷凍システムを得る。【解決手段】 高温側水素吸蔵合金M1A、M2Aを格納した駆動部11a、11bと、低温側水素吸蔵合金M1B、M2Bを格納した冷熱出力部11b、12bが対になり、排熱ガスで得られる高温熱媒26を吸収剤水溶液を収容した再生部20と前記駆動部に供給し、凝縮部21で得た凝縮水210で前記冷熱出力部の蒸発潜熱による冷却を行う。冷熱出力部で蒸発した水蒸気は吸収部24で水溶液に吸収させる冷凍システム10である。【効果】 吸収式冷凍サイクルとMH冷凍サイクルをハイブリッド化することによって、低温排熱(150°C以下の排ガス)を高温側合金の加熱源に利用でき、その結果、冷水から氷点下の温度域の冷熱を取り出すことが可能になった。
請求項(抜粋):
高温側の水素吸蔵合金を格納した高温側合金容器部を有し、該高温側合金容器部と加熱用熱媒および冷却用熱媒との熱交換により稼働して前記高温側の水素吸蔵合金を通して水素を吸放出する駆動部と、低温側の水素吸蔵合金を格納した低温側合金容器部を有し、前記駆動部の稼働に従って該低温側合金容器部と冷却用熱媒および冷熱取出用熱媒との熱交換により低温側の水素吸蔵合金を通して水素を吸放出して冷熱を発生させ、該冷熱を前記冷熱取出用熱媒に伝えて外部に供給する冷熱出力部とが対になってこれらを少なくとも1対以上備えた冷凍システムにおいて、吸収剤水溶液が収容され、排熱ガスにより直接または間接的に構成される高温熱媒との熱交換により前記水溶液から水蒸気を発生させる再生部を備え、該再生部で熱交換に供された高温熱媒が加熱用熱媒として前記駆動部に供給されるように構成され、さらに前記再生部で発生した水蒸気が移動して冷却水により凝縮される凝縮部を備え、該凝縮部で凝縮した凝縮水が冷却用熱媒として前記冷熱出力部に供給されるように構成され、さらに前記再生部で水蒸気が発生した後の高濃度の吸収剤水溶液が送り込まれるとともに、冷熱出力部で冷却用熱媒として供されて蒸発した水蒸気が移動して該水溶液に吸収されて希水溶液とし、該希水溶液を前記再生部に送る吸収部を備え、さらに前記再生部から前記吸収部へ送る高濃度の吸収剤水溶液と前記吸収部から前記再生部へ送る低濃度の吸収剤水溶液の熱交換を行う熱交換部を備えていることを特徴とする水素吸蔵合金冷凍システム
IPC (4件):
F25B 27/02 ,  F01K 25/10 ,  F25B 15/00 ,  F25B 17/12
FI (4件):
F25B 27/02 J ,  F01K 25/10 K ,  F25B 15/00 Z ,  F25B 17/12 Z
Fターム (14件):
3G081BA11 ,  3L093AA00 ,  3L093BB01 ,  3L093BB26 ,  3L093BB29 ,  3L093LL03 ,  3L093MM00 ,  3L093NN05 ,  3L093PP01 ,  3L093PP15 ,  3L093PP18 ,  3L093PP19 ,  3L093QQ01 ,  3L093RR00

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