特許
J-GLOBAL ID:200903086838773319

タイヤ加硫装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-293623
公開番号(公開出願番号):特開平11-114966
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 構造簡単でかつ安価でありながらタイヤ加硫装置11からタイヤを取出すときの欠損等を防止する。【解決手段】 上昇するタイヤによって弧状セグメント22を半径方向外側に移動させてセクターモールド20を開放するようにしたので、そのための特別な揺動手段が不要となる。また、タイヤの取出し時、弧状セグメント22は単リンク35に対してピン36を中心に揺動することでタイヤに対して傾くことはなく、タイヤ陸部の欠損等が防止される。
請求項(抜粋):
タイヤの一方のサイドウォール部を主に型付けする下モールドと、下モールドに接近離隔可能でタイヤの他方のサイドウォール部を主に型付けする上モールドと、下、上モールド間に設置され、全体としてリング状を呈するとともに円周方向に並べられた複数個の弧状セグメントからなり、タイヤのトレッド部を主に型付けするセクターモールドと、セクターモールドに接近離隔可能で、該セクターモールドに接近したとき、内周に設けられたテーパ面により弧状セグメントを同期して半径方向内側に移動させて互いに密着させるテーパリングとを備え、前記下、上、セクターモールドが互いに密着して閉止したとき、内部に未加硫タイヤを収納する加硫空間が形成されるタイヤ加硫装置において、上端部が各弧状セグメントの半径方向外側部に下端部が下モールドに回動可能に連結され、モールド閉止時に上方に向かって半径方向内側に傾斜している単リンクと、各弧状セグメントと下モールドとの間に介装され、該弧状セグメントに対して上昇力を付与し半径方向内側に向かうに従い上方となるよう傾斜させる上昇力付与手段と、前記単リンクが下モールドとの連結点を中心として直立位置を越えるまで外側に揺動したとき、該単リンクの揺動を停止させるストッパーとを設けたことを特徴とするタイヤ加硫装置。
IPC (5件):
B29C 33/20 ,  B29C 35/02 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (2件):
B29C 33/20 ,  B29C 35/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭49-060377
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-060377

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