特許
J-GLOBAL ID:200903086839019871

湿し水循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中野 佳直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291256
公開番号(公開出願番号):特開平7-117215
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 大気圧によって湿し水の重力ろ過および消泡を行う円筒状フィルタの目詰まりなどのメインテナンスを向上させる。【構成】 タンク3の上部に設置されるケーシング10の最下部は湿し水の中に没入されており、湿し水水面より上方には湿し水戻り口12とろ過された湿し水をタンクに戻す通水口13が設けられている。フィルタは板状フィルタを丸めてフィルタケーシング22に収容し、円筒側面にフィルタ合せ目を形成する。この構成により、水舟から戻される湿し水はフィルタの内側に溜められ、このとき戻り湿し水の水面にかかる大気圧により、フィルタの内部へと入り、ろ過され、同時に発生する泡も分離される。フィルタ全体が目詰まりすると、フィルタの内側の圧力が上昇し、フィルタ合せ目を押し開き、ここからろ過されずに戻し湿し水が泡と共ににじみ出てくる。この泡の状況を外部点検窓14から目視観察して、フィルタの交換や洗浄時期を判断する。
請求項(抜粋):
ダンプニング装置の水元ローラが浸漬される水舟を介して湿し水を循環させる装置であって、前記水舟に送る湿し水を貯えるタンクと、前記水舟からタンクに戻る湿し水を内側に入れ、該湿し水の水圧によってろ過する筒状フィルタを有するろ過手段と、を備え、前記フィルタの目詰まりしていないときに閉じられ、また目詰まりを起こすとフィルタ内側からの湿し水による水圧によって押し開かれ、該フィルタの内外を連通させる連通部が前記フィルタに形成されていることを特徴とする湿し水循環装置。

前のページに戻る