特許

J-GLOBAL ID：200903086842953275

エキソヌクレアーゼ活性が低減された耐熱性DNAポリメラーゼおよびその用途

発明者： 小松原 秀介 ,  北林 雅夫 ,  上村 秀喜 ,  川上 文清 ,  川村 良久 ,  高木 昌宏 ,  今中 忠行
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-198910
公開番号（公開出願番号）：特開平10-042871
出願日： 1996年07月29日
公開日（公表日）： 1998年02月17日
要約：

【要約】【課題】核酸の増幅効率が優れた新規な耐熱性DNAポリメラーゼを提供する。【解決手段】3’-5’エキソヌクレアーゼ活性を有する耐熱性DNAポリメラーゼのアミノ酸配列中、エキソ1(EXO1)領域に存在するアミノ酸配列、X1 DX2 EX3 モチーフのうち、X1 X2 およびX3 の少なくとも1つのアミノ酸を他のアミノ酸に置換した酵素であって、下記理化学的性質を有する改変された耐熱性DNAポリメラーゼおよび該酵素を使用する核酸増幅法ならびにそのための試薬。作用:DNA合成活性を有し、改変前の酵素に比べて、95%以下である3’-5’エキソヌクレアーゼ活性を有する。DNA合成速度:少なくとも20塩基/秒熱安定性:pH8.8にて95°C、6時間の処理で10%以上の残存活性を保持することができる。

請求項（抜粋）：

3’-5’エキソヌクレアーゼ活性を有する耐熱性DNAポリメラーゼのアミノ酸配列中、エキソ1(EXO1)領域に存在するアミノ酸配列、X1 DX2 EX3 モチーフのうち、X1 、X2 およびX3 の少なくとも1つのアミノ酸を他のアミノ酸に置換した酵素であることを特徴とする耐熱性DNAポリメラーゼ。

IPC (5件)：

C12N 15/09 ZNA ,  C12N 9/12 ,  C12Q 1/68 ,  C12R 1:645 ,  C12R 1:19

FI (3件)：

C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 9/12 ,  C12Q 1/68 Z

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 超好熱始原菌由来のDNAポリメラーゼ遺伝子およびその用途
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-095109   出願人：東洋紡績株式会社
• 古細菌由来の組換え熱安定DNAポリメラーゼ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-194315   出願人：ニユー・イングランド・バイオレイブズ・インコーポレイテツド

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Gene, (1991), 100, P. 27-38