特許
J-GLOBAL ID:200903086852881825

繊維強化樹脂製品用プリフォームの成形型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-074198
公開番号(公開出願番号):特開平7-256768
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 繊維含有率が高いプリフォーマブルマットを深絞り部分を含む所望の形状にスタンピング法により成形する場合に、構造が複雑化することなく、樹脂含浸後の製品に所要の強度、剛性を確保し得るように繊維含有率を均一化することが可能なFRP製品用プリフォームの成形型を提供する。【構成】 一方の型に設けられた深絞り部分用の凹部に、該型の型面のいずれの位置よりも他方の片側に突出する弾性体からなる突起を設け、型締めする際にプリフォーマブルマットの上記突起に対応する部分が他方の型の型面に最初に密着するようにするのみで、型の構造が複雑化することなく、プリフォームの深絞り部分を他の部分よりも先に冷却、硬化して繊維を固定することができ、即ち該部分の繊維含有率を上げてプリフォーム全体の繊維含有率を均一化でき、樹脂含浸後の製品に所要の強度、剛性を確保し得る。
請求項(抜粋):
無機質繊維及び該無機質繊維を結合するための熱可塑性樹脂からなるバインダとを有するプリフォーマブルマットに深絞り部分を含む所望の形状を与えるべく、型面に凹部が設けられた一方の型と、型面に前記凹部と協働して前記プリフォーマブルマットに深絞りを与えるための凸部が設けられた他方の型との間に前記プリフォーマブルマットを配置して型締めする繊維強化樹脂製品用プリフォームの成形型であって、前記一方の型の凹部に弾性体からなる突起を設け、型締めする際に前記プリフォーマブルマットの前記突起に対応する部分が前記他方の型の前記凸部に最初に密着するようにしたことを特徴とする繊維強化樹脂製品用プリフォームの成形型。
IPC (4件):
B29C 70/06 ,  B29B 11/16 ,  B29C 33/38 ,  B29K105:08

前のページに戻る