特許
J-GLOBAL ID:200903086859985480

イオンの比色定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-506060
公開番号(公開出願番号):特表2000-515968
出願日: 1997年07月07日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】より高い濃度の他のイオンを含有する可能性のある源溶液から標的イオンを比色定量する方法は、標的イオンに対する選択的親和性をもつイオン認識基質が組み込まれた多孔質のウェブまたは膜と、秤量した源溶液とを接触させることを含む。イオン認識基質は、標的イオンをたとえば共有結合もしくはイオン結合、キレート形成、錯形成または有機-金属配位結合により、選択的かつ定量的に捕獲する。源溶液を分離した後、原溶液の標的イオン濃度を、たとえば視覚による比較またはデンシトメトリー法により検出および定量できる。ウェブまたは膜に捕獲されたイオンを、(a)イオン認識基質との相互作用により自己発色させるか、または(b)顕色剤を含有する第2溶液で処理する。顕色剤は無色であってもよく、異なる色をもつものであってもよいが、少なくともその1成分が標的イオンと選択的に反応するか、または標的イオンが存在するため有色生成物もしくは色の変化した生成物を形成するという理由で選択されたものである。次いでこの色の濃度は、秤量した源溶液の標的イオン濃度と関連づけることができる。
請求項(抜粋):
源溶液から標的イオンを濃縮および定量する方法であって、 a)標的イオンに対する親和性を有することにより標的イオンとウェブに組み込まれたイオン認識基質との間で錯体を形成する粒状のイオン認識基質が組み込まれた多孔質のウェブまたは膜と、秤量した源溶液とを接触させ; b)前記量の源溶液をウェブとの接触から分離し;そして c)前記の秤量した源溶液の標的イオン濃度を、ウェブに組み込まれたイオン認識基質に錯形成した標的イオンの比色分析により測定することを含む方法。
IPC (5件):
G01N 21/78 ,  B01D 15/08 ,  B01D 71/26 ,  B01D 71/36 ,  C02F 1/44
FI (5件):
G01N 21/78 Z ,  B01D 15/08 ,  B01D 71/26 ,  B01D 71/36 ,  C02F 1/44 D

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