特許
J-GLOBAL ID:200903086868143220

スプール弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-212008
公開番号(公開出願番号):特開平11-051208
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 スプール弁から流出する液圧を極力リニアに立ち上がらせ、しかもそのスプール弁開閉の際に通過液体がスプール弁自体に及ぼす軸力を低減できるようにし、そのスプール弁に連なる液圧作動機器の制御を容易且つ高精度で行えるようにする。【解決手段】 スプール弁Sの溝部2は、ランド部L1 ,L2 の端縁e1 ,e2から該溝部2の底面2b側に下る側壁部2sが、該底面2bに向かって溝部2の幅方向中央側へ傾斜するように形成される。
請求項(抜粋):
環状の溝部(2)を挟んで隣接する2つのランド部(L1 ,L2 )を少なくとも有するスプール弁(S)と、そのスプール弁(S)を摺動可能に嵌合支持するスプール孔(1a)を有する弁ハウジング(1)とを備え、この弁ハウジング(1)には、そのスプール孔(1a)に開口する少なくとも2つのポート(p1 ,p2 ;p1 ,p3 )が形成され、スプール弁(S)が第1の摺動位置にあるときに一方のランド部(L1 ;L2 )が前記2つのポート(p1 ,p2 ;p1 ,p3 )間を遮断し、また第2の摺動位置にあるときに溝部(2)が前記2つのポート(p1 ,p2 ;p1 ,p3 )間を連通させるようにしたスプール弁装置において、前記溝部(2)は、各ランド部(L1 ,L2 )の端縁(e1 ,e2 )から該溝部(2)の底面(2b)側に下る側壁部(2s)が該底面(2b)に向かって溝部(2)の幅方向中央側に傾斜するように形成されたことを特徴とする、スプール弁装置。

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