特許
J-GLOBAL ID:200903086872532266

グラフト共重合体の製造方法および熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-066493
公開番号(公開出願番号):特開平10-259220
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 重合ラテックスの安定性に優れ、凝固後の水分率が低く、かつ熱可塑性樹脂と混合したときに熱安定性および顔料着色性に優れた組成物を与えるグラフト共重合体の製造法の提供。【解決手段】 スルホン酸塩もしくは硫酸塩乳化剤、およびカルボン酸塩乳化剤を併用添加しての乳化重合法により、ポリオルガノシロキサンおよびアルキル(メタ)アクリレートゴムからなる複合ゴムにビニル化合物をグラフト重合し、カルシウム塩水溶液を用いて塩析回収してグラフト共重合体を製造する。
請求項(抜粋):
(a)ポリオルガノシロキサンおよび(b)アルキル(メタ)アクリレートゴムとからなる複合ゴムに、(c)芳香族アルケニル化合物、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステルおよびシアン化ビニル化合物から選ばれた少なくとも一種の単量体をグラフト重合したグラフト共重合体ラテックスを製造し、次いでこれを塩析回収するグラフト共重合体(A)の製造方法において、複合ゴムの製造開始の後グラフト共重合体ラテックスを塩析回収する前までの間に、スルホン酸塩もしくは硫酸塩乳化剤(1)およびカルボン酸塩乳化剤(2)を添加すること、および塩析にカルシウム塩水溶液を用いることを特徴とするグラフト共重合体の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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