特許
J-GLOBAL ID:200903086884951264

ファイル保護方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285252
公開番号(公開出願番号):特開平7-141244
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 ファイルごとにパスワードを持つ機密ファイルの保護方法において、ファイルにアクセスする度にパスワードを入力しなければならないという従来方法における取り扱い上の不便さを解決し、作業性を向上する。【構成】 各ファイルに優先順位(ランク)を持つパスワードを持たせ、優先順位の低いパスワードを持つユーザが他のファイルにアクセスができないようにすること(S6)によって機密保護の信頼度を高める。また、優先順位の高いパスワードを持つことによって繰り返しパスワードを入力しなくてもアクセス可能になる。特にコンピュータの管理者はもっとも優先順位の高いパスワードを持つことにより、パスワードを持たないファイルと同様にアクセスができる。しかも、パスワード入力は処理作業を開始時だけでよく(S1)、ファイルにアクセスする都度パスワードを繰り返し入力するという従来方法における手間が省けることにより、取り扱い性の向上が図ることができる。
請求項(抜粋):
機密ファイルの保護を目的として、各ファイルに予めパスワードを持たせておき、一般のユーザからパスワードが入力されたときにはパスワードが前記ファイルのパスワードに一致するときだけに当該ファイルにアクセスできるようにするとともに、コンピュータ管理者等の特定ユーザに対してだけ予め与えられた特定ユーザパスワードが入力されたときには例外的に簡易にファイルにアクセスできるようにするファイル保護方法において、ファイルの機密度に応じた複数のランクに各ファイルを予め分類し、該ランクを対応のファイルに記録しておき、入力されたパスワードがファイルのパスワードとは違っていても入力されたパスワードのランクがファイルのパスワードのランクより高い場合にはそのファイルに対するアクセスを許容し、前記特定ユーザパスワードが入力された場合、ファイルのパスワードにかかわらず全てのファイルに対し前記特定ユーザのアクセスを許容することを特徴とするファイル保護方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-141441
  • 特開昭63-146144

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