特許
J-GLOBAL ID:200903086886998683
導電性材料及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-502428
公開番号(公開出願番号):特表平8-501764
出願日: 1993年06月22日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】シリカとアンチモン含有酸化スズとから成る微結晶を製造するための方法。酸化スズ内のアンチモンの量を減らし、それによってブルーの着色が存在しない粉末を製造することを可能にすることができる。
請求項(抜粋):
1)シリカとアンチモン含有酸化スズとの密接な混合物から成る微結晶の集塊から成る導電性粉末であって、微結晶が約100オングストロームよりも大きくない平均直径を有し、前記混合物が約1〜20重量%のシリカ、約80〜99重量%のアンチモン含有酸化スズから成り、そして酸化スズのアンチモン成分が約0.5〜12.5重量%である導電性粉末。2)(a)必要に応じて促進剤カチオンの存在下で、そしてpHを約1.0〜3.0の範囲にかつ温度を約25〜100°Cの範囲に維持しながら、ケイ酸アルカリ溶液を少なくとも一種のスズ及びアンチモン塩を含む少なくとも一種の溶液と混合するステップ、 (b)均一に分配されたシリカとスズ及びアンチモンの含水酸化物とから成る沈殿を回収し、この沈殿を水溶性種が実質的に無くなるように洗浄し、そして乾燥するステップ、並びに (c)乾燥された沈殿を約500〜900°Cの温度で焼成し、それによって均一に分配されたシリカとアンチモン含有酸化スズとから成る導電性粉末を得るステップから成る、導電性粉末を製造するための方法。3)(a)ケイ酸アルカリを含む少なくとも一種の溶液をスズ及びアンチモン塩を含む少なくとも一種の他の溶液と同時に混合し、必要に応じて前記混合を少なくとも一種の促進剤金属カチオンの存在下で実施するステップ、 (b)シリカとスズ及びアンチモンの含水酸化物との密接な混合物から成る沈殿が生成されるようにpH及び温度を制御するステップ、 (c)シリカとアンチモン含有酸化スズとの密接な混合物から成る導電性粉末を得るために十分な時間及び温度で沈殿を加熱するステップから成る導電性粉末を得るための方法。4)ケイ酸塩の量が粒成長を抑制するために十分である、請求項1又は2記載の方法。5)カチオンがアルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属及び希土類金属から成る群の少なくとも一つのメンバーから成る、請求項1又は2記載の方法。6)スズ及びアンチモン塩が少なくとも一種の塩化物、硫酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩及び酢酸塩から成る、請求項1又は2記載の方法。7)ケイ酸塩が少なくとも一つのケイ酸ナトリウム及びケイ酸カリウムから成る、請求項1又は2記載の方法。8)ケイ酸塩の量が約100オングストロームよりも大きくない平均直径を有する微結晶を有する導電性粉末を製造するために十分である、請求項4記載の方法。9)導電性粉末の寸法を減らすことから更に成る、請求項1又は2記載の方法。10)導電性粉末が約20〜200M2/gの表面積及び約2000オーム-cm未満の固有抵抗の、シリカとアンチモン含有酸化スズとの密接な混合物から成る、バインダー及び前記導電性粉末から成る伝導性表面。
IPC (4件):
C01G 19/00
, C01B 33/00
, H01B 1/00
, H01B 1/08
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