特許
J-GLOBAL ID:200903086890155402

容量可変斜板式コンプレツサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-181385
公開番号(公開出願番号):特開平5-026155
出願日: 1991年07月23日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、摺動部分を構成する部材を潤滑性のある材料により構成した「容量可変斜板式コンプレッサ」を提供することにある。【構成】 回り止め機構の構成部品の少なくとも1つを、錫-銅合金からなる金属材料に、10〜20体積%の固体潤滑剤粒子を混入してなる固体潤滑性複合材料により構成したことを特徴とする。【効果】 摺接部材自体が自己潤滑性を発揮し、摩擦を低減し、信頼性の高いものとなる。
請求項(抜粋):
シェル(17)に支持された駆動軸(11)と、この駆動軸(11)に対して傾斜角度が可変に連結された駆動斜板(13)と、この駆動斜板(13)に軸受(14,15) を介して摺動自在に取り付けられ駆動斜板(13)の回転により軸線方向の往復動を行なうウォブル板(16)と、このウォブル板(16)に一端が円周方向等間隔に取付けられかつ他端がピストン(23)に連結されたピストンロッド(22)と、前記ピストン(23)が内部で摺動する前記シェル(17)内に設けられたシリンダ(24)と、前記ウォブル板(16)を非回転に維持するための回り止め機構(30)とを具備し、前記シリンダ(24)内に流入されたフロンガス冷媒R-134aをピストン(23)の摺動により圧縮して吐出するようにした容量可変斜板式コンプレッサにおいて、前記回り止め機構(30)の摺動部分を、2〜10重量%の錫と98〜90重量%の銅とからなる金属材料に、10〜20体積%の固体潤滑剤粒子を混入してなる固体潤滑性複合材料により構成したことを特徴とする容量可変斜板式コンプレッサ。

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