特許
J-GLOBAL ID:200903086892031972

温度検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 守弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198312
公開番号(公開出願番号):特開平7-055588
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、温度検出器に関し、サーミスタなどの素子の所定温度における抵抗値を持つ基準抵抗に切り替えてそのときの値から補正式を算出し、当該補正式をもとに温度を測定し、基準抵抗の誤差範囲内で高精度に自動調整することを目的とする。【構成】 定電流源回路1からの定電流を、素子2あるいは所定の温度のときの当該素子2の抵抗値を持つ基準抵抗3に切り替えて供給する切替スイッチAと、この切替スイッチAによって切り替えて定電流を供給した素子2あるいは基準抵抗3の電圧をADC4に入力する切替スイッチBと、ADC4によって変換された後の、基準抵抗3の値をもとに補正式を算出する校正処理6と、この算出された補正式を使用し、ADC4によって変換された後の、素子2の値を温度に変換する測定処理7とを備えるように構成する。
請求項(抜粋):
温度により抵抗が変化する素子を用いて温度検出する温度検出器において、温度により抵抗が変化する素子(2)などに定電流を供給する定電流源回路(1)と、この定電流源回路(1)からの定電流を、上記素子(2)あるいは所定の温度のときの当該素子(2)の抵抗値を持つ基準抵抗(3)に切り替えて供給する切替スイッチAと、この切替スイッチAによって切り替えて定電流を供給した上記素子(2)あるいは上記基準抵抗(3)の電圧をADC(4)に入力する切替スイッチBと、ADC(4)によって変換された後の、上記基準抵抗(3)の値をもとに補正式を算出する校正処理(6)と、この算出された補正式を使用し、ADC(4)によって変換された後の、上記素子(2)の値を温度に変換する測定処理(7)とを備えたことを特徴とする温度検出器。

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