特許
J-GLOBAL ID:200903086892607572

燃料電池スタック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-355626
公開番号(公開出願番号):特開2000-182637
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池スタックの体積当り出力値の増加【解決手段】 内部マニホールド式の燃料電池スタックを採用し、正極セパレータ、負極セパレータ及び冷却水セパレータにおける気体及び冷却水の流路溝を連続する直線状の往復蛇行パターンで各セパレータの表面にできる限り万遍なく分布させるようにし、それにより電極の有効面積の増力、出力容量の向上を達成する。
請求項(抜粋):
(i) 内部マニホールド式の空気流路溝を一方の面に有する正極セパレータ、(ii) 上記正極セパレータの空気流路溝付き面に一方の面を向けた正極、(iii) 上記正極の他方の面に正極用触媒層を介して対面し、反対側の面に負極用触媒層を有する電解質層、(iv) 上記負極用触媒層に対面する負極、(v) 上記負極の裏側面に対面する内部マニホールド式の燃料流路溝付き負極セパレータ、から構成されるセルの複数組を、それらの部材面を垂直に配向して重ね、かつ適宜な数のセル群の間に温度調節の目的で内部マニホールド式の冷却水流路溝付き冷却水セパレータ(vi)を挿入組込んでなる燃料電池スタックにおいて:正極セパレータ、正極、両触媒層、電解質層、負極、負極セパレータ及び冷却水セパレータのすべての構成部材の上縁の一方の角内部域に空気入口マニホールド及び他方の角内部域に冷却水出口マニホールドを、左右の縦縁に沿った中間位置の内部域にそれぞれ燃料入口マニホールド及び燃料出口マニホールドを、そして下縁の一方の角内部域に冷却水入口マニホールド及び他方の角内部域に空気出口マニホールドを、合計6個同一パターンで穿孔してあること、そして、正極セパレータの空気流路溝は上記上縁の一方の角内部域空気入口マニホールドから対角位置にある下縁の角内部域の空気出口マニホールドへ空気を概ね下向きに流動させる少なくとも1本の細溝からなり、正極セパレータ表面を左右水平方向に直線状に往復蛇行しながら下降する連続線パターンで該正極セパレータの表面ほぼ全体にわたり分布していること、及び/または負極セパレータの燃料流路溝は片方の上記縦縁の中間位置内部域の燃料入口マニホールドから他方の縦縁の中間位置内部域の燃料出口マニホールドへ燃料を流動させる少なくとも1本の細溝からなり、負極セパレータ表面を上下垂直方向に直線状に往復蛇行する連続線パターンで該負極セパレータの表面ほぼ全体にわたり分布していること、及び/または冷却水セパレータの冷却水流路溝は上記の下縁の一方の角内部域の冷却水入口マニホールドから対角位置にある上縁の角内部域の冷却水出口マニホールドへ冷却水を概ね上向きに流動させる少なくとも1本の細溝からなり、冷却水セパレータ表面を左右水平方向に直線状に往復蛇行しながら上昇する連続線パターンで該冷却水セパレータの表面ほぼ全体にわたり分布していること、を特徴とする上記燃料電池スタック。
FI (2件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/02 C
Fターム (7件):
5H026AA02 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026CX04 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE19

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