特許

J-GLOBAL ID：200903086899212182

無段変速機

発明者： 安原 伸二 ,  蓮田 康彦
出願人/特許権者： 光洋精工株式会社
代理人 (1件)： 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-006064
公開番号（公開出願番号）：特開平10-196748
出願日： 1997年01月17日
公開日（公表日）： 1998年07月31日
要約：

【要約】【課題】ゴムベルトを用いて小型で長寿命の無段変速機を提供すること。【解決手段】入出力軸1,2にそれぞれ配置した可変速プーリ3,4に、樹脂製の動力伝達リング8を偏心可能に設け、動力伝達リング8間にゴムベルト5を掛け渡した。ゴムベルト5の内周面は、走行方向に沿う複数のリブ5bを有している。これらのリブ5bは、動力伝達リング8の外周面に形成した周溝8cに嵌められる。ベルトが張力を受ける方向に関してベルトの肉厚を均一にでき、小型で寿命の長いベルトを得ることができる。動力伝達リング8の断面を略台形形状としたので、挟持力を受けても挙動が安定している。

請求項（抜粋）：

入力側および出力側の伝動軸の少なくとも一方に可変速プーリを配置しこれにゴムベルトを掛け渡した無段変速機において、上記可変速プーリは、一対のプーリ主体の対向面間に形成された幅可変のV溝と、外周面にゴムベルトが巻き掛けられ且つ上記対向面間にプーリ主体に対して偏心可能に挟持された断面略台形形状の樹脂製の動力伝達リングとを含み、上記ゴムベルトの内周面には、ゴムベルトの周回方向に沿って延びるリブが複数並設されていると共に、上記動力伝達リングの外周面には、上記リブを嵌め合わせる複数の周溝が形成されていることを特徴とする無段変速機。

IPC (2件)：

F16H 9/10 ,  F16H 9/12

FI (2件)：

F16H 9/10 ,  F16H 9/12 B

引用特許：

審査官引用 (3件)

• Vベルト式自動変速装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-326049   出願人：スズキ株式会社
• 特開昭62-180159
  
• 特開昭62-180159