特許
J-GLOBAL ID:200903086903405144

クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-032153
公開番号(公開出願番号):特開平8-226463
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 第1入力軸と第2入力軸の回転を機械的に切り換えて出力軸に伝達するクラッチにおいて、第2入力軸の回転を出力軸に伝達するスプラグの係合解除を容易とする。【構成】 第1入力軸1にトルク設定弾性部材7で接続された出力軸2の円筒形外面10とその外側に設けた第2入力軸8の円筒形内面12間に径の異なる2つの保持器12、13を組込む。大径側保持器13のポケット13aにスプラグ14の外端部を挿入し、小径側保持器12のポケット12aにスプラグ14の内端部を挿入し、そのスプラグ14を一対の弾性部材によって中立状態に保持する。小径側保持器12を出力軸2に固定し、大径側保持器13と第1入力軸1とをトルク伝達用の弾性部材16で連結する。
請求項(抜粋):
第1入力軸と出力軸とを同軸上に配置し、その両軸間に第1入力軸の回転を出力軸に伝達し、回転力が付与されたとき弾性変形するトルク設定弾性部材を設け、前記出力軸の円筒形外面とその外側に設けた筒状の第2入力軸の円筒形内面間に径の異なる2つの保持器を組込み、小径側保持器を出力軸に固定し、その小径側保持器に形成されたポケットにスプラグの内端部を挿入し、大径側保持器に設けられたポケットにスプラグの外端部を挿入し、そのスプラグの外端部両側に、スプラグの内端および外端に形成された円弧面が出力軸の外面および第2入力軸の内面に係合しない中立の状態に保持する弾性部材を設け、前記第1入力軸の回転を大径側保持器に伝え、大径側保持器と小径側保持器の相対的な回転によりスプラグを傾動させて第2入力軸の回転を出力軸に伝達するクラッチにおいて、前記第1入力軸の回転を大径側保持器に伝達するトルク伝達経路に、大径側保持器に作用する負荷に応じて弾性変形するトルク伝達用の弾性部材を組込んだことを特徴とするクラッチ。
IPC (2件):
F16D 41/08 ,  B62D 5/04
FI (2件):
F16D 41/08 Z ,  B62D 5/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-097735
  • 特開平2-271116
  • 特開平1-199026
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