特許
J-GLOBAL ID:200903086916582983

加硫成形金型及びラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-254867
公開番号(公開出願番号):特開平9-094831
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 多数個の分割セグメントにより未加硫タイヤを加硫成形したとき、各セグメント合せ面相互間にゴムばりが発生しない加硫成形金型及びゴムばり皆無のラジアルタイヤを提供する。【解決手段】 隣接するセグメントの合せ面Pのリブ端面がセグメント移動の放射方向となす進入角度θと、未加硫タイヤ外径の1/2から稼働位置のリブ端面内側端縁の半径を引いた距離と、該距離内のリブ端面の面積を定める輪郭諸元とに基づき、各セグメントが上記距離だけ内側に向け移動したとき互いに隣り合う両合せ面Pのリブ端面が相互に作り出す容積をそれぞれ別個に算出し、あらためて算出した容積分の切り欠き部を、深さdと底の長さLとの比の値が0.2〜1.0の範囲内で、合せ面Pから延びるリブの内側先端部分に形成して成り、これにより未加硫タイヤに加硫成形を施す。
請求項(抜粋):
未加硫タイヤに加硫成形を施す稼働位置と、加硫成形完了後のタイヤを取り出す非稼働位置との間を放射方向に往復移動自在な多数個の分割セグメントを有し、各セグメントはその内側にタイヤのトレッドゴムに周方向溝を形成するリブを備える加硫成形金型において、稼働位置にて隣接するセグメント相互の合せ面(P)はリブ端面を含めて合致し、該リブ端面がセグメント移動の放射方向に対して形成する進入角度(θ)と、稼働位置におけるリブ端面内側端縁の合体セグメント中心軸線に対する半径を、上記端縁が最初に接触する位置での未加硫タイヤ外径の1/2から差し引いた距離と、リブ端面の、上記距離に相当する内側端縁からの高さ内に含まれる面積を定める輪郭諸元とに基づき、各セグメントが上記距離だけ内側に向け移動して合体する間に、互いに隣り合う両合せ面(P)のリブ端面が相互に作り出す容積をそれぞれ別個に算出し、算出した容積をトレッドゴム余剰体積とし、あらためて該余剰体積に相当する容積分の切り欠き部を、その深さ(d)と切り欠き底の長さ(L)との比(d/L)の値が0.2〜1.0の範囲内で、各セグメント両側の合せ面(P)から延びるリブの内側先端部分に形成して成ることを特徴とする加硫成形金型。
IPC (5件):
B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (2件):
B29C 33/02 ,  B29C 35/02

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