特許
J-GLOBAL ID:200903086916826750
緩み止めナット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村上 太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178900
公開番号(公開出願番号):特開平11-006516
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 第1ナットの凸部と第2ナットの凹部とを偏心嵌合させることにより優れたな緩み止め効果を発揮する緩み止めダブルナットにおいて、ネジ軸が軸方向に膨張した場合であっても、第1ナットと第2ナットの間でネジ軸に生ずる応力が低下しないようにして、所期の緩み止め効果を維持できるようにする。【解決手段】 第1ナット2と第2ナット3とからなり、第1ナット2には、ネジ孔4の周りにテーパー状の外周面6を有する凸部7が形成され、該凸部7の外周面6はネジ孔4に対して微小量偏心されており、第2ナット3には、第1ナット2の凸部7が嵌合する凹部9がネジ孔5周りに形成され、該凹部9の内周面はネジ孔5と同心状とされた緩み止めダブルナットにおいて、第1ナット2のネジ孔4内周面のうち、該ネジ孔4に対する凸部7の偏心方向他側に、樹脂或いは軟質金属を被覆した。
請求項(抜粋):
第1ナット(2)と第2ナット(3)とからなり、第1ナット(2)には、ネジ孔(4)の周りに軸方向外方にしたがって縮径するテーパー状の外周面(6)を有する凸部(7)が形成され、該凸部(7)の外周面(6)はネジ孔(4)に対して微小量偏心されており、第2ナット(3)には、第1ナット(2)の凸部(7)が嵌合する凹部(9)がネジ孔(5)周りに形成され、該凹部(9)の内周面はネジ孔(5)と同心状とされた緩み止めナットにおいて、第1ナット(2)のネジ孔(4)内周面のうち、該ネジ孔(4)に対する凸部(7)の偏心方向他側に、樹脂或いは軟質金属を被覆したことを特徴とする緩み止めナット。
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