特許
J-GLOBAL ID:200903086917335300

HFおよびヒドロクロロフルオロカーボン123および/または124の混合物からHFを分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-309435
公開番号(公開出願番号):特開平7-041302
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】塩素化フッ素化炭化水素123および/または124を含む液体混合物中に含まれるHFを分離する方法の提供。【構成】1)前記混合物に、テトラクロロエチレンを、20〜75重量%の範囲になる様な量で加え、2)得られる混合物を-40°C〜+50°C温度、および上記の温度における混合物自体の総蒸気圧以上の圧力に維持し、形成された、HF含有量が非常に高い軽量の相、およびHFが少ないより濃密な有機相の2つの液相を分離し、3)0.1〜2Mpa 絶対圧の圧力下で、流入する有機相の15〜60重量%を蒸発させる様に、有機相をフラッシュ蒸発による部分蒸発操作に付し、4)気相と液相の間が実質的に平衡に達した後、実質的にHFを含まず、HCFC 123、HCFC 124およびテトラクロロエチレンを含む液相を、HF濃度が高く、HCFC 123、HCFC 124およびテトラクロロエチレンを含む気相から分離する。
請求項(抜粋):
ヒドロクロロフルオロカーボン123および/または124を含む液体混合物中に含まれるHFを分離する方法であって、1)前記混合物に、テトラクロロエチレンを、その重量比が得られる混合物の20〜75重量%の範囲になる様な量で加えるが、HF、ヒドロクロロフルオロカーボン123および/またはヒドロクロロフルオロカーボン124を含む処理すべき前記混合物がすでに上記の範囲のテトラクロロエチレン含有量を示すならば、その様な操作は必要なく、2)第一工程で得られる混合物を-40°C〜+50°Cの範囲から選択された温度、および上記の温度における混合物自体の総蒸気圧以上の圧力に維持し、形成された、HF含有量が非常に高い、軽量の相およびHFが少ない、より濃密な有機相の2つの液相を分離し、3)0.1〜2Mpa 絶対圧の圧力下で、流入する有機相の15〜60重量%を蒸発させる様に、有機相をフラッシュ蒸発による部分蒸発操作に付し、4)気相と液相の間が実質的に平衡に達した後、実質的にHFを含まず、HCFC 123、HCFC 124およびテトラクロロエチレンを含む液相を、HF濃度が高く、HCFC 123、HCFC 124およびテトラクロロエチレンを含む気相から分離する、ことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C01B 7/19 ,  B01D 3/06 ,  C07C 17/386 ,  C07C 19/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-167803

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