特許
J-GLOBAL ID:200903086918185132
データの複製管理方法、ノードにおける情報処理方法、ノード、データの複製管理プログラム、および該プログラムを記載した記録媒体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
金田 暢之
, 伊藤 克博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-336549
公開番号(公開出願番号):特開2004-171278
出願日: 2002年11月20日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】トポロジが動的に変化し易いネットワーク内に分散配置されたデータの可用性を高めるとともに、データの種類に応じた柔軟な一貫性制御を実現する。【解決手段】各データについて、ネットワーク内にデータの更新が可能なコアデータ17を一つ配置し、読み出しのみが可能な複製データ27、37、47を複数分散配置することにより、データの一貫性を保持しつつデータの可用性を高める。コアデータ17は決まった場所に配置するのではなく、データの利用状況やネットワークの状況に応じて動的に移動させる。また、各複製データ17、27、37はそれぞれの利用頻度に応じた複製レベルを定め、コアデータ17は複製レベルに応じて各複製データ27、37、47との間の同期をとる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
無線または有線のインタフェースを含む複数のノードを有し、一意な識別子で識別されるデータおよび該データの複製である複製データが前記ノード内に配置され、ユーザが前記識別子を用いて前記データへのアクセスを実行すると、該データあるいはいずれかの複製データへのアクセスが可能なネットワークにおける、データの複製管理方法であって、
データ生成時には、該データの生成、修正、あるいは削除のいずれかの操作である更新操作を実行可能なコアデータを生成して、該データの生成ノードに配置し、該データを参照したノードに該データの参照操作のみが実行可能な複製データを生成して、配置し、
各複製データは、前記コアデータが存在するノードのネットワークアドレス、該コアデータと該複製データの最新性の度合いを表す複製レベル、該複製データが有効であることを保証する有効期間、該複製データの更新時刻を表す複製リビジョン番号、および該複製データが認識している該コアデータの最新更新時刻を表すコアリビジョン番号を保持し、
前記コアデータは、全ての複製データの、ネットワークアドレスと複製レベルと有効期間から構成されるテーブル、および自身のデータのリビジョン番号を保持し、
前記コアデータが更新を受け付けた場合、前記テーブル上の各複製データの複製レベルにしたがって更新内容およびリビジョン番号を複製データに通知することにより各複製データとの同期を行い、
前記コアデータがノードを移動する際には、移動先の複製データにデータ内容および前記テーブルの情報を通知して複製データと同期をとった後、移動先の複製データをコアデータに変更し、移動前に把握していた全ての複製データに対して移動後のアドレスを通知する、データの複製管理方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F12/00 533J
, G06F12/14 320E
Fターム (3件):
5B017AA06
, 5B017CA16
, 5B082HA03
引用文献:
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