特許
J-GLOBAL ID:200903086925794187

廃塩酸の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-001375
公開番号(公開出願番号):特開平11-199203
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】小型で、設備費および運転経費の安価な蒸気圧縮式濃縮技術を提供することにより、廃塩酸からの有用な塩酸の回収を行うとともに、濃縮残分の高度の減容化を達成することを主な目的とする。【解決手段】1.蒸発缶を使用する廃塩酸の処理方法において、(1)原液を蒸発缶内の液面から伝熱管までの間の液中に導入する工程、(2)蒸気を圧縮機で圧縮・昇温した後蒸発缶内伝熱管外側に供給して、伝熱管内の液を加熱・蒸発させる工程、(3)蒸発缶内で発生した蒸気を冷却器で冷却し、これを塩酸水溶液として回収する工程、(4)蒸発缶内伝熱管外側からの蒸気の凝縮液を回収する工程、(5)蒸発缶内の温度および/または回収塩酸液量を示す信号に対応して圧縮機出力を制御する工程、および(6)蒸発缶内の液面高さを示す信号に対応して濃縮液を蒸発缶塔底から抜き出し、濃縮液貯槽に送る工程を備えたことを特徴とする廃塩酸の処理方法。
請求項(抜粋):
蒸発缶を使用する廃塩酸の処理方法において、(1)原液を蒸発缶内の液面から伝熱管までの間の液中に導入する工程、(2)蒸気を圧縮機で圧縮・昇温した後蒸発缶内伝熱管外側に供給して、伝熱管内の液を加熱・蒸発させる工程、(3)蒸発缶内で発生した蒸気を冷却器で冷却し、これを塩酸水溶液として回収する工程、(4)蒸発缶内伝熱管外側からの蒸気の凝縮液を回収する工程、(5)蒸発缶内の温度および/または回収塩酸液量を示す信号に対応して圧縮機出力を制御する工程、および(6)蒸発缶内の液面高さを示す信号に対応して濃縮液を蒸発缶塔底から抜き出し、濃縮液貯槽に送る工程を備えたことを特徴とする廃塩酸の処理方法。
IPC (2件):
C01B 7/01 ,  C02F 1/04
FI (2件):
C01B 7/01 L ,  C02F 1/04 C

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