特許
J-GLOBAL ID:200903086926543528

ビスホスファイト化合物及びそれを用いるヒドロホルミル化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107327
公開番号(公開出願番号):特開平10-045776
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 ヒドロホルミル化反応において、高い反応速度を保ちつつ、優れた目的生成物の選択性を与える新規なビスホスファイト配位子を提供する。【解決手段】 第8族金属化合物の存在下、オレフィンを合成ガスと反応させて、アルデヒド類を製造する方法において、式:(Z1 O)(Z2 O)PO-Ar-Ar-OP(OZ3 )(OZ4 )〔式中、Ar基において、酸素と結合する炭素の隣接炭素の置換基がC3〜20の(シクロ)アルキル基であり、Z1 〜Z4 は互いに結合していないアリール基であり、Zにおいて、酸素と結合する炭素の隣接炭素の置換基が炭素数0〜2個の基である。〕で示される新規なビスホスファイト化合物を存在させる。
請求項(抜粋):
下記一般式(A)で表されるビスホスファイト化合物。【化1】〔式中、-Ar-Ar-基は、下記一般式(A-I)〜(A-III)のいずれか1つで表されるビスアリーレン基であり、Z1 〜Z4 はそれぞれ6〜20個の炭素原子を有するアリール基であって置換基を有していてもよく、アリール基Z1 〜Z4 中の酸素原子と結合する炭素原子に隣接する芳香環炭素原子の置換基は、それぞれ炭素原子0〜2個の基からなる群から選ばれ、かつ、Z1 とZ2 及びZ3とZ4 のいずれもが互いに結合していない。【化2】(式中、R11は、それぞれ独立に3〜20個の炭素原子を有するアルキル基及びシクロアルキル基からなる群から選ばれるものを表し、R12〜R14は、それぞれ独立に水素原子、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、シクロアルコキシ基、ジアルキルアミノ基、アリール基、アリールオキシ基、アルキルアリール基、アルキルアリールオキシ基、アリールアルキル基、アリールアルコキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基及びハロゲン原子よりなる群から選ばれるものを表す。)【化3】(式中、R21はそれぞれ独立に一般式(A-I)中のR11と同義であり、R22〜R26はそれぞれ独立に一般式(A-I)中のR12〜R14と同義である。)【化4】(式中、R31はそれぞれ独立に一般式(A-I)中のR11と同義であり、R32〜R36はそれぞれ独立に一般式(A-I)中のR12〜R14と同義である。)〕
IPC (7件):
C07F 9/145 ,  B01J 31/22 ,  C07B 41/02 ,  C07B 41/06 ,  C07C 45/50 ,  C07C 47/02 ,  C07B 61/00 300
FI (7件):
C07F 9/145 ,  B01J 31/22 Z ,  C07B 41/02 B ,  C07B 41/06 A ,  C07C 45/50 ,  C07C 47/02 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る