特許
J-GLOBAL ID:200903086928867088

熱転写型画像出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330542
公開番号(公開出願番号):特開平6-015904
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 一つのモータでインクシートの巻取りと巻戻しを可能とする。【構成】 巻取りロール4へは、モータ9からの駆動力を第1のワンウェイプーリー16と第1のトルクリミッタ30を介して伝達し、巻取り方向に回転する時は無負荷で、逆転する時には第2のトルクリミッタ24による負荷トルクがかかる手段を設け、供給ロール5へは、モータ9からの駆動力を第2のワンウェイプーリー15と第3のトルクリミッタ35を介して伝達し、第2のワンウェイプーリー15を逆転させた時の空転トルクが第3のトルクリミッタ35に印加されるのを禁止する手段を設け、各トルクリミッタの設定値を、大きい順に第1、第3、第2のトルクリミッタとし、第1のワンウェイプーリー16が空転するときの回転数を、巻取りロール4が逆転するときの回転数より大きくなるように設定した。
請求項(抜粋):
インクシートのインクを受像紙に転写して、前記受像紙に画像の転写を行う熱転写型画像出力装置において、前記インクシートのインクを前記受像紙に転写して、前記受像紙に記録を行うために、前記インクシートに作用するサーマルヘッドと、前記インクシートを巻き回した供給ロールと、前記供給ロールから供給されたインクシートを巻き取るための巻取りロールと、前記巻取りロールおよび供給ロールに回転トルクを印加するためのモータとを設け、前記巻取りロールへの駆動力伝達機構としては、前記モータからの駆動力を第1のワンウェイクラッチを介して第1のトルクリミッタに入力し、前記第1のトルクリミッタの出力を前記巻取りロールへ伝達する機構とし、さらに前記巻取りロールが巻取り方向に回転するときは何も負荷がかからず、逆転するときには第2のトルクリミッタによる負荷トルクが前記巻取りロールにかかる手段を設け、前記供給ロールへの駆動力伝達機構としては、前記モータからの駆動力を第2のワンウェイクラッチを介して第3のトルクリミッタに入力し、前記第3のトルクリミッタの出力を前記供給ロールへ伝達する機構とし、さらに前記第2のワンウェイクラッチを逆転させたときの空転トルクによって前記第3のトルクリミッタへの入力軸が回転することを禁止する手段を設け、前記モータの回転方向に応じて前記供給ロールか前記巻取りロールのどちらか一方に駆動力が伝達され、インクシートの巻取り、あるいは巻戻し時ともに、前記供給ロールと前記巻取りロールの間で常に張力を印加しながらインクシートの搬送を行うことを特徴とする熱転写型画像出力装置。

前のページに戻る