特許
J-GLOBAL ID:200903086929907326

液体試料自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-279865
公開番号(公開出願番号):特開平6-130067
出願日: 1992年10月19日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 試験片供給部が試験片供給に失敗した場合等により、試験片が測光位置に配置されなかった場合、これを検知して、得られた検査結果が、どの試料に対応するかについて、自動的に判断できる液体試料自動分析装置を実現する。【構成】 試験片自動供給部15に試験片有無検出器91が配置されるとともに、試験片把持部37に試験片を把持したか否かを検出する圧力センサ100が配置される。試験片有無検出器91及び圧力センサ100からの検出信号は制御部51に供給される。これにより、試験片23の取り出しや把持に失敗した場合、これが、制御部51に検知される。したがって、測定部17の測光位置に試験片23が配置されず、空き101が発生しても、これを検知して得られた検査結果がどの試料に対応するかについて、正確に自動的に判断できる。
請求項(抜粋):
複数の試験片を収容する収容手段と、この収容手段から試験片を一枚ずつ試験片供給位置に移動する移動手段と、試験片供給位置に試験片が移動されたか否かを検出する試験片検出手段とを有する試験片自動供給部と、液体試料を収容する複数の試料容器が配置され、これら試料容器を試験片浸漬位置に移動する検体移送部と、試験片を所定の初期位置から測光位置に間欠的に移動させる間欠移動手段と、上記測光位置に配置された試験片を測光する測光手段とを有する測定部と、試験片把持部を有し、試験片自動供給部の試験片供給位置に配置された試験片を把持し、検体移送部の試験片浸漬位置に移動し、試験片を液体試料に浸漬し、この浸漬された試験片を上記測定部の上記初期位置に配置する試験片保持搬送部と、試験片自動供給部、検体移送部、測定部及び試験片保持搬送部の動作を制御し、測光手段からの試験片測定データに、所定のデータ処理を行い分析するとともに、試験片自動供給部の試験片検出手段からの検出信号に基づいて、試験片が、測定部の測光位置に位置されない場合を検知して、試験片が測光位置に位置する場合の測定データのみに、上記所定のデータ処理を行う制御演算部と、を備えることを特徴とする液体試料自動分析装置。

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