特許
J-GLOBAL ID:200903086936750440
正負パルス式高電圧電源
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109525
公開番号(公開出願番号):特開平10-304681
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 互いに接近した正負の高電圧パルス信号を任意の周期で発生して負荷に印加することのできる実用的な回路で、しかもそのパルスの立ち上がり/立ち下がり速度を速くすることのできる正負パルス式高電圧電源を提供する。【解決手段】 正電圧発生部+E,負電圧発生部-E、複数の半導体スイッチング素子を直列接続してなる第1〜第3のスイッチング部SW1〜SW3、その各スイッチング部内の半導体スイッチング素子を各スイッチングごとに同時にパルス信号でオン・オフさせるドライブ回路、負荷Rの前段でパルス電圧信号を昇圧する昇圧トランスTを設け、各スイッチング部によりインバータ回路を形成して正負電圧パルス信号を得て、そのパルス信号を昇圧トランスTで昇圧したうえで負荷Rに印加する。また、負荷Rのチャージは、昇圧トランスを介してディスチャージするように各スイッチング部を動作させる。
請求項(抜粋):
正の直流電圧を発生する正電圧発生部と、負の直流電圧を発生する負電圧発生部と、複数の半導体スイッチング素子を直列接続してなる第1、第2および第3のスイッチング部と、前記第1、第2および第3のスイッチング部の半導体スイッチング素子を各スイッチング部ごとに同時にオン・オフさせるドライブ回路と、パルス電圧信号を昇圧する昇圧トランスを有し、前記正電圧発生部とコモン端子との間に第1および第3のスイッチング部を直列接続し、第1のスイッチング部と第3のスイッチング部との接続点を昇圧トランスの1次側に接続し、かつ、その昇圧トランスの2次側を負荷に接続して、第1のスイッチング部がオンになったとき前記正電圧発生部の正電圧が昇圧トランスで昇圧されたうえで負荷に印加され、また前記負電圧発生部と昇圧トランスの1次側との間に第2のスイッチング部を接続して、この第2のスイッチング部がオンになったときに負電圧発生部の負電圧が昇圧トランスで昇圧されたうえで負荷に印加されるようにし、第1のスイッチング部をオンにして負荷に正電圧が印加された後、負荷にチャージされた正の電荷が、昇圧トランスおよび第3のスイッチング部を介してコモン端子に至る回路によってディスチャージされ、次に、前記第2のスイッチング部をオンにして負荷に負電圧が印加された後、負荷にチャージされた負の電荷が、コモン端子から第3のスイッチング部を介して昇圧トランスに至る回路によってディスチャージされるよう、各スイッチング部内の半導体スイッチング素子を周期的にオン・オフすることを特徴とする正負パルス式高電圧電源。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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高圧電源装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-118410
出願人:キヤノン株式会社
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特開平4-008175
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