特許

J-GLOBAL ID：200903086957278750

マグネットフィルタ

発明者： 小西 直樹
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 船橋 國則
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-252634
公開番号（公開出願番号）：特開平9-097566
出願日： 1995年09月29日
公開日（公表日）： 1997年04月08日
要約：

【要約】【課題】 蛍光体スラリーに混入した磁性粉を効率良く除去することで、陰極線管の変色不良の低減を図る。【解決手段】 スラリー塗布後に不要となって回収された蛍光体スラリーから磁性粉を除去するための蛍光体再生用のマグネットフィルタ1であり、主としてフィルタ本体2、仕切プレート8及びマグネットプレート9から構成されている。フィルタ本体2は、垂直に立設された筒型構造をなし、その上下端がそれぞれキャップ3,4にて閉塞されている。また、上側のキャップ3にはスラリー排出口5が設けられ、下側のキャップ4にスラリー取込口6が設けられている。仕切プレート8は、フィルタ本体2の内部を複数の空間2a〜2cに仕切るもので、その中心にはスラリー流通口10が穿孔されている。またマグネットプート9は、フィルタ本体2の各々の空間2a〜2cに仕切プレート8と平行に組み込まれている。

請求項（抜粋）：

陰極線管パネルの内面に蛍光体スラリーを塗布したのち、不要となって回収された蛍光体スラリーから磁性粉を除去するための蛍光体再生用のマグネットフィルタであって、垂直に立設された筒型構造をなし、その上下端がそれぞれキャップにて閉塞されるとともに、いずれか一方のキャップにスラリー排出口が設けられ、他方のキャップにスラリー取込口が設けられたフィルタ本体と、前記フィルタ本体の内部を複数の空間に仕切るとともに、その中心にスラリー流通口が穿孔された仕切プレートと、前記フィルタ本体の各々の空間に前記仕切プレートと平行に組み込まれたマグネットプレートとを備えたことを特徴とするマグネットフィルタ。