特許
J-GLOBAL ID:200903086985644885

自動給紙装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162625
公開番号(公開出願番号):特開平10-181914
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 用紙に対する分離給紙時におけるリバースローラからのメカニカルノイズを、簡易かつ低コストの手段で効果的に低減する。【解決手段】 トルクリミッタ9の外周面は、トルクリミッタ9と同軸に配置されたリバースローラと一体となって回転し、摩擦部材12は、トルクリミッタ9の外周面に圧接することにより、リバースローラに対して一定の回転負荷させる。このリバースローラに対する回転負荷は、リバースローラが搬送方向から逆搬送方向に反転する際の過渡期間を遅延するように作用し、即ち、反転時においてトルクリミッタ9におけるスリップ量を増加させるように作用し、リバースローラの反転による衝撃を抑制する。さらに、摩擦部材12は、リバースローラ及びブラケット6の振動を吸収し、減衰する。
請求項(抜粋):
用紙装填部に装填された用紙の束から1枚乃至複数枚の用紙を搬送方向に押し出すピックアップローラと、このピックアップローラ下流側の分離給紙位置に配置され、トルク伝達制御部材を介して搬送方向に対して逆回転方向のトルクが伝達されるリバースローラと、前記分離給紙位置に配置されて前記リバースローラと共にローラ対を構成し、搬送回転方向のトルクが伝達されるフィードローラとを備え、前記ピックアップローラにより1枚の用紙が前記分離給紙位置に押し出された場合には、前記フィードローラからのトルクにより前記トルク伝達制御部材が空転して前記リバースローラが搬送回転方向に従動回転し、フィードローラ及びリバースローラにより1枚の用紙を搬送方向に搬送し、前記ピックアップローラにより複数枚の用紙が前記分離給紙位置に押し出された場合には、前記フィードローラに接する1枚の用紙のみをフィードローラにより搬送方向に搬送するとともに、残りの用紙を前記リバースローラが逆回転して前記用紙装填部の方向に押し戻す自動給紙装置において、前記リバースローラ又は該リバースローラと共に同軸上で回転する同軸回転部の少なくとも一部に、摩擦部材を圧接させて回転負荷を作用させることを特徴とする自動給紙装置。
IPC (5件):
B65H 3/52 330 ,  B65H 3/52 ,  B41J 13/00 ,  G03G 15/00 514 ,  H04N 1/00 108
FI (5件):
B65H 3/52 330 H ,  B65H 3/52 330 D ,  B41J 13/00 ,  G03G 15/00 514 ,  H04N 1/00 108 Q
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 給紙装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-161174   出願人:株式会社リコー
  • 特開昭60-048842
  • 特開平1-139432
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