特許
J-GLOBAL ID:200903086988653893

電気機械変換素子を使用した移動ステ-ジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045577
公開番号(公開出願番号):特開平9-215355
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 テ-ブルの移動範囲を規制し、テ-ブルの不注意な扱いによつても破損を未然に防止できる電気機械変換素子を使用した移動ステ-ジを提供する。【解決手段】 移動ステ-ジ30のアクチエ-タ10は圧電素子17の一端に駆動軸16を固定結合し、駆動軸16にスライダブロツク18を摩擦結合させて構成される。移動ステ-ジ30は基台31上にアクチエ-タ10を配置し、テ-ブル34とスライダブロツク18を連結部材35で結合して構成される。基台31に対するテ-ブル34の移動範囲を規制する手段は、基台31上の規制ブロツク41と、テ-ブル34に固定された規制ブロツク42及び43からなり、基台に対してテ-ブルが限界位置まで移動すると、テ-ブル側の規制ブロツク42或いは43が基台の規制ブロツク41に当接して移動範囲を規制する。
請求項(抜粋):
所定方向に延びた案内部を有する基台と、前記案内部に案内されて移動する移動テ-ブルと、電圧を印加することにより伸縮変位を生じさせ基台に対して駆動部材を駆動する電気機械変換素子と、所定の摩擦力をもつて移動部材と摩擦結合し、前記電気機械変換素子により駆動される駆動部材と、前記移動テ-ブルと一体に結合された移動部材と、伸び変位と縮み変位の大きさが異なるように電気機械変換素子を駆動制御する駆動制御手段とを備え、電気機械変換素子に伸び変位と縮み変位の大きさが異なる伸縮変位を生じさせて駆動部材を駆動し、該駆動部材と摩擦結合した移動部材を介して移動テ-ブルを移動させる電気機械変換素子を使用した移動ステ-ジにおいて、前記基台に対する移動テ-ブルの移動範囲を所定範囲に制限する制限手段を備えたことを特徴とする電気機械変換素子を使用した移動ステ-ジ。

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