特許
J-GLOBAL ID:200903086996311462

液晶表示パネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228909
公開番号(公開出願番号):特開平9-073084
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 ラビング処理を行わずに視野角の拡大、微小な液晶ドメインの安定化、配向欠陥の高印加電圧時における消滅、及びザラツキ感のない優れた表示品位を有する液晶表示パネルの提供が困難である。【解決手段】 透明電極103が設けられたガラス基板101,102の間に内部に液晶107を有する微小な単位液晶セル110を略垂直な高分子壁108により包囲して形成する。ガラス基板101,102との界面にある液晶分子117,127を種々の方位にランダムに配向する。液晶107を正の誘電率異方性を有するネマティック液晶材料で構成する。単位液晶セル110の基板面に対し平行な平均直径を液晶層の厚みd以上に設定し、かつ液晶層の厚みdを1〜5μmに設定する。これにより、ラビング処理を行わないで液晶表示パネルを作製することが可能であり、広視野角で、かつザラツキ感のない表示品位の優れた液晶表示パネルを得る。
請求項(抜粋):
電極が設けられた2枚の基板と、前記両基板の間に略垂直な高分子壁により包囲されて設けられ、内部に液晶材料が封入された微小な単位液晶セルと、前記両基板の少なくとも一方に設けられた偏光板とを備え、前記液晶材料は、単位液晶セル毎に基板との界面にある液晶分子が種々の方位にランダムに配向し、かつ液晶分子が正の誘電率異方性を有するネマティック液晶材料であり、前記単位液晶セルの基板面に対し平行な平均直径は、液晶層の厚み以上であり、かつ液晶層の厚みは、1〜5μmであることを特徴とする液晶表示パネル。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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