特許
J-GLOBAL ID:200903087006686625

金属溶湯の注湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-111630
公開番号(公開出願番号):特開2001-293555
出願日: 2000年04月13日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】【課題】 注湯装置のコンパクト化を図れ、注湯作業を繰り返す時に、ピストン移動ストロークに応じた量の金属溶湯を精度良く鋳型に注湯できるようにする。【解決手段】 シリンダ1内のピストン2で吸排する溶湯ポンプ3と、金属溶湯Dを鋳型Bに注湯する注湯管路5と、シリンダと注湯管路を連通する注湯位置と遮断する吸入位置に上下移動自在なスプール式弁体8を設け、注湯管路を上流側管路41とその交差方向の下流側管路42で構成し、上流側管路と弁座を一連に設け、弁体と弁棒を一連連結し、弁棒を上流側管路内に通して操作側端部を貫通孔に突出させ、弁体に、吸入位置で受け座に接当して、弁体と弁座の摺動部を通してのシリンダと注湯管路とに亘る金属溶湯の移動を阻止する環状接当面を設け、下流側管路を上流側管路との接続箇所より高位置に延設し、貫通孔を下流側管路内の金属溶湯の最大液面高さ位置Pより高位置で外側に開口させる。
請求項(抜粋):
シリンダ内のピストンを移動させて金属溶湯を吸排作動する溶湯ポンプと、前記シリンダに連通されて、そのシリンダから排出される金属溶湯を鋳型に注湯する注湯管路とを設けるとともに、前記シリンダと前記注湯管路との連通を遮断する吸入位置と、前記シリンダと前記注湯管路とを連通する注湯位置とに上下摺動移動操作自在なスプール式弁体を設け、前記スプール式弁体を前記吸入位置に移動させ、かつ、前記シリンダと溶湯炉とを連通させた状態での前記ピストンの吸入移動で、前記溶湯炉内の金属溶湯を前記シリンダ内に吸入し、前記スプール式弁体を前記注湯位置に移動させ、かつ、前記シリンダと溶湯炉との連通を遮断した状態での前記ピストンの排出移動で、前記シリンダ内の金属溶湯を前記注湯管路に排出する金属溶湯の注湯装置であって、前記注湯管路を、前記スプール式弁体の移動方向と平行な上流側管路と、その上流側管路に対して交差する方向の下流側管路とを連通接続して構成し、前記上流側管路と前記スプール式弁体の弁座とを一連に設けるとともに、前記スプール式弁体とその弁棒とをスプール式弁体の移動方向に沿って一連に連結し、前記弁棒を前記上流側管路内に通して、その操作側端部を、前記上流側管路の管路形成部材に形成した貫通孔を通して上下摺動移動操作自在に外方に突出させ、前記スプール式弁体に、そのスプール式弁体を前記吸入位置に移動させたときに、前記スプール式弁体の弁箱に形成した受け座に移動方向から環状に接当して、前記スプール式弁体とその弁座との摺動部を通しての、前記シリンダと前記注湯管路とに亘る金属溶湯の移動を阻止する環状接当面を設け、前記下流側管路を前記上流側管路との接続箇所よりも高い位置に延設するとともに、前記貫通孔を、前記溶湯ポンプの排出作動の停止時に前記下流側管路内に残っている金属溶湯の最大液面高さ位置よりも高い位置で、前記管路形成部材の外側に開口させてある金属溶湯の注湯装置。
IPC (3件):
B22D 39/02 ,  B22D 17/30 ,  B22D 35/00
FI (3件):
B22D 39/02 Z ,  B22D 17/30 E ,  B22D 35/00 B
Fターム (2件):
4E014LA10 ,  4E014LA18

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