特許
J-GLOBAL ID:200903087008405151
細菌を検出する方法及びキット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-507940
公開番号(公開出願番号):特表平8-503847
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】特定の細菌属、種または血清型の標的生物を、当該生物に特異的なバクテリオファージ(ファージ)と共にインキュベートした際に細菌の細胞壁が溶解されると細胞内容物、特にATPなどのヌクレオチドの放出が生起することに基づき検出、同定及び/または定量する方法。ファージ複製サイクル終了時に新生ファージ粒子が放出されたらヌクレオチドレベルを測定し、かつ対照と比較する。この方法により、ファージゲノムへのlux遺伝子の挿入を必要とせずに、しかも改変しないファージを用いる公知技術より迅速に、かつ高感度で特定細菌を検出できる。この方法は、検出するべき標的細菌を選択的に攻撃するのに適した種類のファージの入手可能性によってしか限定されず、乳試料中の1種のサルモネラ菌を12時間未満の時間で検出し得る。
請求項(抜粋):
物質中に存在する特定の細菌属、種または血清型の標的生物を検出、同定及び/または定量する方法であって、前記物質または前記物質由来の細菌を、標的生物に特異的に感染し、かつ標的生物からの細胞成分の放出を実現する能力に関して選択したバクテリオファージと共にインキュベートし、インキュベーションの間に存在する細菌から放出される1種以上の特定の細胞成分の量を測定し、並びに前記測定値を標的生物の存在、同等性及び/または量と関係付けることを含む前記方法。
IPC (3件):
C12Q 1/04
, C12Q 1/68
, C12Q 1/70
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