特許
J-GLOBAL ID:200903087010534899

スクランブル放送システムのデコーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140758
公開番号(公開出願番号):特開平8-336123
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 簡易な構成で、システムのセキュリティに対する安全性を高める。【構成】 映像、音声信号をPN信号を用いてスクランブルし、鍵情報を他のサブ情報と共に暗号化して、前記スクランブル信号と共に放送するシステムに用いられ、受信信号をPN信号を用いてデスクランブルするデコーダ装置において、受信した暗号化情報を復号化器210e,210fで復号して鍵情報、サブ情報を抽出し、鍵情報が真と判定されたとき、PN発生器310に鍵情報を与えてその状態から順次状態遷移させ、この遷移状態から変換ロジックに基づいてPN信号を生成する。このPN発生器310のPN信号生成ロジックをPNG変更情報を元に変更可能とし、サブ情報中の特定データをPNG変更情報として取り出して、このPNG変更情報に基づいてPN発生器310の生成ロジックを変更することで、システムのセキュリティに対する安全性を高める。
請求項(抜粋):
放送局側で、映像、音声信号もしくはそのどちらかをPN信号を用いてスクランブルし、そのスクランブルを解くための鍵情報を他のサブ情報と共に暗号化して多重し、前記スクランブル信号と共に放送するスクランブル放送システムに用いられ、受信したスクランブル放送信号をPN信号を用いてデスクランブルして視聴可能な映像、音声信号に変換するデコーダ装置において、受信側で受信した暗号化情報を復号して前記鍵情報、サブ情報を得る復号手段と、この手段で得られる鍵情報の真偽を判定する鍵情報判定手段と、この手段で真と判定されたとき前記鍵情報によって与えられる状態から順次状態遷移し、この遷移状態から変換ロジックに基づいて前記PN信号を生成するものであって、前記PN信号生成ロジックが変更情報を元に変更可能とするPN信号発生手段と、前記復号手段で得られるサブ情報中の特定データを前記変更情報として取り出し、この変更情報に基づいて前記PN信号発生手段の生成ロジックを変更するPN信号生成ロジック変更手段とを具備することを特徴とするスクランブル放送システムのデコーダ装置。

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