特許
J-GLOBAL ID:200903087011508271

フッ素含有廃水の処理方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-089183
公開番号(公開出願番号):特開平8-281260
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 水酸化アルミニウムによって廃水中のフッ素を吸着処理する方法において、廃水中に添加するアルミニウム含有物中のアルミニウム含有量が不明でも、吸着処理槽中の水酸化アルミニウム濃度を常に最適値に制御できるようにする。【構成】 フッ素吸着槽1中の水酸化アルミニウム濃度を、フッ素吸着槽1の濁度計11でモニターすることによって連続的に測定し、濁度の値が常に最適値になるように水酸化アルミニウム含有物の注入量を制御することにより、水酸化アルミニウム含有物中のアルミニウム含有量が変動してもフッ素含有廃水を安定に連続的に処理することができる。
請求項(抜粋):
水溶性アルミニウム化合物の中和によって生成する水酸化アルミニウムをフッ素吸着剤として用いるフッ素含有廃水の処理方法において、アルミニウム含有量が一定でないアルミニウム含有物を中性に保たれたフッ素吸着槽中へ注入し、該廃水と接触させる時に、該フッ素吸着処理槽中の水酸化アルミニウム濃度の指標として該フッ素吸着槽内の液中の濁度を測定し、該濁度の測定値に応じて該アルミニウム含有物の注入量を変化させることにより、該フッ素吸着処理槽中の水酸化アルミニウム濃度を最適値に保つことを特徴とするフッ素含有廃水の処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-133746
  • 特開平4-187287

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