特許
J-GLOBAL ID:200903087015499820

金銭計数器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-281176
公開番号(公開出願番号):特開平5-120517
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 構成が簡単であって正確に計数されるようにした金銭計数器を提供する。【構成】 重量計測手段2が金銭1を順次追加して受け入れたとき受け入れ毎の金銭の重量と前回受入れ時の重量との差の重量と基準重量とから受け入れ枚数を算出し且つこれらを用いて各回の集計枚数を算出し、各金銭の固有金額と枚数とから金額を演算する金額演算手段5,10と、受け入れ金銭の各集計重量が予定の分布内に包含されるべく設定された許容値を記憶している許容値記憶手段ALと、金銭の受け入れに基づく判別対象値と当該許容値との大小を判別する判別手段7と、その判別結果を告知する告知手段8,9とを備えた。【効果】 受け入れ毎の重量に基づく枚数が1枚以上の誤差を生じないように、許容最大枚数を統計的に適正に設定しておくと、受け入れ毎の金額に誤りが生ずることなく、よってこれらの合計金額が誤りなく計数される。
請求項(抜粋):
被計数金銭の金種を指定する金種指定手段と、金種毎の単一の金銭の基準重量を記憶する基準重量記憶手段と、金銭の重量を計測する重量計測手段とを備え、金種毎の金銭の重量と基準重量とから金銭の枚数を算出して被計数金銭の金額を集計する金銭計数器において、重量計測手段が金銭を順次追加して受け入れたとき当該受け入れ毎の金銭の重量と前回受入れ時の重量との差の重量と基準重量とから各回の受け入れ枚数を算出し且つこれらを用いて各回の集計枚数を算出し、各金銭の固有金額と枚数とから被計数金銭の金額を演算する金額演算手段と、回毎に受け入れる金銭の各集計重量が統計的に該各集計重量の予定の分布内に包含されるべく設定された集計重量の上限値に関わる許容値を金種毎に記憶している許容値記憶手段と、各回の金銭の受け入れ集計重量に基づいて所定の演算式によって算出された判別対象値と当該許容値との大小を判別する判別手段と、前記判別対象値が当該許容値を越えたとき告知する告知手段とを備えた、ことを特徴とする金銭計数器。

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