特許
J-GLOBAL ID:200903087017013177

多方向スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-387763
公開番号(公開出願番号):特開2002-190237
出願日: 2000年12月20日
公開日(公表日): 2002年07月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】従来のこの種多方向スイッチは、操作部材を傾動したとき、及び操作部材を中心位置から垂直下降操作する場合に、垂直下降によるスイッチ作用が正確に行われない他に、傾動によるべきスイッチ手段が押される誤操作が生じる課題があった。【解決手段】複数のスイッチ手段S、S1〜S4を備えたケース1と、各スイッチ手段を選択的に操作するための操作部材2と、該操作部材2と各スイッチ手段の間に介在して備えた中間ばね板3からなり、操作部材2の傾動部材2dの円周の押圧部10a〜10dを上記各板ばね片3dの内端部3c上に載置して、天板1の軸挿通孔6に4角軸2cを挿通し、円形軸2bを天板1上に突出し、傾動部材2dの球形上面8を天板1b下面の球形凹面9に、各板ばね片3aの弾発力で上方付勢して圧接した状態に操作部材2を設置してなる、多方向スイッチによって課題を解決した。
請求項(抜粋):
絶縁性のケースの底板内面の中心及びその周囲の等角度毎に、底板側の固定接点と該固定接点に套装したダイヤフラムばね形の可動接点からなるプッシュ式のスイッチ手段を配設し、各スイッチ手段と相対する上方位置に各押圧部を備えた円板等の傾動部材を軸下端に備え、該軸をケースの天板の軸挿通孔を通してその先端部を天板上に突出して備えた操作部材からなる多方向スイッチにおいて、操作部材の軸の天板上に突出した設定寸法部分を円形軸に形成し、その下方の設定寸法部分を4角軸に形成して、その横断面正方形の対角線を円形軸の直径と同一若しくは僅かに小に設定し、天板の軸挿通孔の直径を円形軸の直径より僅かに大に形成すると共に、該軸挿通孔の周囲に、上記各スイッチ手段及び各押圧部と相対する等角度毎に4角軸の太さより僅かに大な溝幅の角形溝を形成したものであり、上記操作部材の天板上に突出した上端を目的方向へ傾動すると、太さが溝幅より小な4角軸が目的方向の角形溝に嵌合して目的方向へ摺動すると同時に、下端の傾動部材が傾動してその押圧部が目的スイッチ手段の可動接点を凹ませて固定接点に圧接(スイッチON)し、また、操作部材の上端を押圧下降すると、その円形軸が下降して天板の軸挿通孔に嵌入し、その直径が角形溝の溝幅より大なため何れの角形溝にも嵌入せず、よって垂直方向へのみ下降し、傾動部材の中心の押圧部が中心のスイッチ手段の可動接点を凹ませて固定接点に圧着(スイッチON)するように備えたことを特徴とする、多方向スイッチ。
FI (2件):
H01H 25/04 F ,  H01H 25/04 T

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