特許
J-GLOBAL ID:200903087027738420

所望の生物学的特性を与えるクローンを発現ライブラリーから同定する新規方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547262
公開番号(公開出願番号):特表2002-513588
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】本発明は、所望の生物学的特性を与えるクローンを発現ライブラリーから同定及び/又は特徴づけするための新規な方法に関する。本発明の方法は、そのクローンがアレイ形態で配置されている前記発現ライブラリーのクローンの組換えインサートとともに融合タンパク質として発現されるタグのような、少なくとも1つの(ポリ)ペプチドの発現について分析する工程を含む。前記(ポリ)ペプチドは、前記インサートにN末端か又はC末端で融合し得る。本発明の方法は、前記所望の生物学的特性を与えるクローンのインサートによって発現される(ポリ)ペプチドと特異的に相互作用するリガンドをアレイ形態のクローンの前記ライブラリーの第一レプリカと接触させること、及び前記クローンのライブラリーを相互作用の発生について分析すること、及び/又は所望の生物学的特性を与えるクローンのインサートに特異的な核酸プローブを用いて、アレイ形態に配置された前記クローンのライブラリーの第二レプリカとのハイブリダイゼーション又はオリゴヌクレオチド・フィンガープリントを実施すること、及び前記クローンのライブラリーを特異的なハイブリダイゼーションの発生について分析することを含む。最後に、本発明の方法は、工程(a)における少なくとも1つの(ポリ)ペプチド発現、及び/又は工程(b)における相互作用、及び/又は工程(c)におけるハイブリダイゼーション又はオリゴヌクレオチド・フィンガープリントが検出され得るクローンを同定することを必要とする。本発明はまた本発明の方法を実施するのに有用なキットにも関する。
請求項(抜粋):
以下の工程を含んでなる、所望の生物学的特性を与える発現ライブラリーのクローンを同定及び/又は特徴づけする方法: (a)アレイ形態で配置されている前記発現ライブラリーのクローンの組換えインサートの発現産物とともに融合タンパク質として発現される少なくとも1つの(ポリ)ペプチドの発現について分析すること;及び (b)前記所望の生物学的特性を与えるクローンのインサートによって発現される(ポリ)ペプチドと特異的に相互作用するリガンドを、アレイ形態のクローンの前記ライブラリー又は前記ライブラリーの第一レプリカと接触させること、及び前記クローンのライブラリーを相互作用の発生について分析すること;及び/又は、 (c)所望の生物学的特性を与えるクローンのインサートに特異的な核酸プローブを用いて、アレイ形態に配置されたクローンの前記ライブラリー又は前記第一レプリカ又は前記ライブラリーの第二レプリカとのハイブリダイゼーション又はオリゴヌクレオチド・フィンガープリントを実施すること、及び前記クローンのライブラリーをハイブリダイゼーションの発生について分析すること;及び (d)工程(a)における少なくとも1つの(ポリ)ペプチドの発現、及び/又は工程(b)における相互作用、及び/又は工程(c)における特異的なハイブリダイゼーション又はオリゴヌクレオチド・フィンガープリントが検出され得るクローンを同定すること及び/又は特徴づけること。
IPC (4件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50
FI (4件):
C12Q 1/68 A ,  G01N 33/15 Z ,  G01N 33/50 Z ,  C12N 15/00 A
Fターム (43件):
2G045AA40 ,  2G045DA36 ,  2G045FB02 ,  2G045FB03 ,  4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024DA01 ,  4B024DA02 ,  4B024DA03 ,  4B024DA05 ,  4B024DA06 ,  4B024DA11 ,  4B024DA12 ,  4B024HA11 ,  4B024HA14 ,  4B063QA05 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ04 ,  4B063QQ05 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ07 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ09 ,  4B063QQ10 ,  4B063QQ13 ,  4B063QQ21 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ79 ,  4B063QQ94 ,  4B063QQ96 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QR75 ,  4B063QR82 ,  4B063QR83 ,  4B063QR84 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX01
引用文献:
出願人引用 (4件)
  • 村松正實他編, 「実験医学別冊 新 遺伝子工学ハンドブック」, 株式会社羊土社, (1996), p.37-42
  • Proc. Natl. Acad. Sci. USA, (1997), 94, [6], p.2128-2132
  • Gene, (1996), 181, [1-2], p.167-171
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審査官引用 (6件)
  • 村松正實他編, 「実験医学別冊 新 遺伝子工学ハンドブック」, 株式会社羊土社, (1996), p.37-42
  • 村松正實他編, 「実験医学別冊 新 遺伝子工学ハンドブック」, 株式会社羊土社, (1996), p.37-42
  • Proc. Natl. Acad. Sci. USA, (1997), 94, [6], p.2128-2132
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