特許
J-GLOBAL ID:200903087028512639

秘密保持認証方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110997
公開番号(公開出願番号):特開平9-298538
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の方式に比べて、通信量、計算量の少ない効率的な範囲認証方法を実現できる秘密保持認証方法及びシステムを提供することを目的とする。【解決手段】 本発明は、秘密情報より生成された公開鍵を公開し、剰余演算結果を第1の検証情報として証明者から検証者に送信し、検証者から取得した乱数に基づいて、乗算器、加算器を用いて第2の検証情報を生成して検証者に送信し、検証者側において、所定の検証式に基づいて証明者が秘密情報を保持しているかを認証する。
請求項(抜粋):
登録された秘密情報を保持していることを示す認証方法において、検証者が秘密情報保持者である証明者の秘密情報を認証する秘密保持認証方法において、前記証明者は、ある秘密情報s,Rより剰余演算fを用いてI=f(s,R)を生成し、Iを公開(登録)し、前記証明者は、安全係数mとし、剰余演算の法をNとしたとき、該m、該nで関係付けられた2つの乱数t1 ,t2 及び、同様に、該m、該Nで関係付けられた乱数u1 ,u2 及び、4つの乱数ri,j (i=1,2; j=1,2)を生成し、前記乱数からNを法とする剰余演算fN を用いて、4つの値Tij=fN (ti ,uj ,ri,j )を生成し、生成された値を前記検証者に送信し、前記検証者は、mビットの乱数eを前記証明者に送信し、前記証明者は、演算hを用いて、y1 =h(s,e,t1 ),y2 =h(s,e,t2 )のいずれか一方で、前記m及び前記Nによって定まる一定の範囲に入る方を選択し、yi とし、演算h’を用いて、z1 =h’(R,e,u1 )y2 =h’(R,e,u2 )のいずれか一方で、前記m及び前記Nによって定まる一定の範囲に入る方を選択し、zj とし、(yi ,zj ,ri,j )を検証者に送信し、前記検証者は、検証式vを用いて、v(yi ,zj ,ri,j ,Ti,j ,I,e,N)=0を満足していれば、前記証明者が前記秘密情報s,Rを保持していると認証することを特徴とする秘密保持認証方法。
IPC (4件):
H04L 9/32 ,  G09C 1/00 640 ,  G09C 1/00 660 ,  H04L 9/30
FI (4件):
H04L 9/00 675 C ,  G09C 1/00 640 C ,  G09C 1/00 660 G ,  H04L 9/00 663 A

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