特許
J-GLOBAL ID:200903087029779230

Co-Ni-Fe-バインダを有するサーメットの切削インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-507858
公開番号(公開出願番号):特表2001-514084
出願日: 1998年08月20日
公開日(公表日): 2001年09月11日
要約:
【要約】加工物材料のチップ形成機械加工に有用な、フランク面(6)、レーキ面(4)、及びこれらのフランク面とレーキ面の接合部に切削エッジ(8)を有する切削インサート(2)が開示されている。切削インサートは、少なくとも一つの硬成分と約3重量%乃至19重量%の量のCo-Ni-Fe-バインダを含むサーメットを備える。Co-Ni-Fe-バインダは、塑性変形を受けたときでも、バインダが実質的に面心立方体(fcc)の結晶構造を維持すると共に応力及び/又は歪みにより誘起される相変態を回避することを特徴とする。
請求項(抜粋):
加工物材料のチップ形成機械加工用の切削工具であって、 前記加工物材料の前記チップ形成機械加工中に形成されるチップがその表面上を流動するレーキ面と、フランク面と、前記レーキ面と前記フランク面の接合部に形成され、前記加工物材料を切削して前記チップを形成する、切削エッジと、少なくとも一つの硬成分と、約40重量%乃至90重量%のコバルトを含む約2重量%乃至19重量%のCo-Ni-Fe-バインダと、を含むサーメットであって、前記バインダの残りがニッケルと鉄と任意に付随する不純物とから成り、ニッケルが前記バインダの約4重量%乃至36重量%の量であり、鉄が前記バインダの約4重量%乃至36重量%の量であり、前記バインダが約1.5:1乃至1:1.5のNi:Fe比率を有する、サーメットと、を備え、 前記Co-Ni-Fe-バインダが、面心立方体(fcc)構造を有し、塑性変形を受けた時も、そのfcc構造を実質的に維持し、応力及び歪により誘起される変態を経験しない、切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23C 5/16 ,  C22C 29/04 ,  C22C 29/08
FI (4件):
B23B 27/14 B ,  B23C 5/16 ,  C22C 29/04 Z ,  C22C 29/08
Fターム (4件):
3C046FF34 ,  3C046FF52 ,  3C046FF55 ,  3C046FF57

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