特許
J-GLOBAL ID:200903087030955211

6員環を有する巨大環式テトラアザ化合物、その製法及びこれを含有する薬剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-002602
公開番号(公開出願番号):特開平5-112567
出願日: 1991年01月14日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 下記式I:の6員環を有する巨大環式テトラアザ化合物。具体的一例を示すと、3,6,9-トリス[ジヒドロ-2(3H)-フラノン-3イル]-3,6,9,15-テトラアザビシクロ[9,3,1]ペンタデカ-1(15),11,13-トリエンになる。【効果】 6員環を有する巨大環状テトラアザ-錯化剤、-錯体及び錯体塩、これらの化合物を含有する薬剤、その診断薬及び治療薬として使用できる。
請求項(抜粋):
一般式I:【化1】[式中、...は単結合又は二重結合を表し、Qは窒素原子又は基NHを表し、X1は水素原子、-(CH2)n-R1-又は基:-(CH2)m-(CHOH)n-CH2OH-(式中、nは1〜5の数を表し、mは0〜2の数を表し、R1は水素原子又はヒドロキシ基を表す)を表し、X2は、X1又は基: -(CH2)n-(O)l-(CH2)k-(C6H4)q-R2-(式中、kは0〜4の数を表し、l及びqは0又は1の数を表し、R2は水素原子、C1〜C4-アルコキシ基、官能基又はバイオ-又は巨大分子のこの官能基を介して結合したものを表す)を表し、A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2、E1、E2、F1及びF2は相互に無関係に各々X2を表し、GはR2又はKを介して結合した一般式II:【化2】の第2の巨大環を表すが、その際、Kは直接結合、ビス(カルボニルアミノ)-基(-NH-CO-CO-NH-)又は末端でカルボニル-(>CO)又はカルボニルアミノ(-NH-CO-)-基又は酸素原子を有していてもよく、かつ1個又は数個の酸素原子、ヒドロキシメチレン-(-CH-OH-)、CH(X2)COOZ-、アシル-又はヒドロキシアシル置換されたイミノ基又は1個から2個のC-C-二重-及び/又はC-C-三重結合を含有していてもよいC1〜C14-アルキレン基を表し、Zは水素原子及び/又は原子番号21〜29、31、32、37〜39、42〜44、49又は57〜83の元素の金属イオン等価物を表すが、その際、12員環置換分A1〜F2は、少なくとも水素原子8個を表すこと、X1及びX2は、環置換分A1〜F2の少なくとも1個が水素原子を表さない場合には、同時に水素原子を表すこと、一般式Iの巨大環はバイオ-又は巨大分子を1個より多くは有さないこと及び所望によりCO2H-基がエステル又はアミドとして存在することが条件である]の巨大環式化合物、並びにその無機及び/又は有機塩基、アミノ酸又はアミノ酸アミドとの塩。
IPC (4件):
C07D471/08 ,  A61K 31/435 ,  A61K 49/00 ,  A61K 49/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-029718
  • 特開平3-246234

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