特許
J-GLOBAL ID:200903087033926131

車両用シート空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-066344
公開番号(公開出願番号):特開平11-263123
出願日: 1998年03月17日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 低能力の電気ヒータ12でも即効暖房が可能な車両用シート空調装置1を提供すること。【解決手段】 シート暖房を開始した時に、ブロワ遅動制御によりフロント空調ユニットで送風を停止している間は、電気ヒータ12を熱源としてシート用送風機11をONすることによりシート暖房を実施する。この時、シート送風ユニット3の切替ドア13をシート閉位置に駆動し、開閉ドア14を開位置に駆動すると、電気ヒータ12で加熱されて第1リヤ吹出口16aより吹き出された空気を第2リヤ吹出口17aより吸い込んで再度電気ヒータ12で加熱することができる(本発明の循環モード)。この循環モードを所定時間実施した後、切替ドア13を中立位置(中間開度)に駆動してシート2への送風を開始する。これにより、フロント空調ユニットで送風を停止している時でも、シート暖房の即効性を得ることができる。
請求項(抜粋):
車室内を空調する空調装置よりシートへ空気を送る送風通路と、この送風通路を通じて前記シートへ強制送風するシート用送風機と、前記送風通路内に配された電気ヒータと、後席の乗員へ空調風を吹き出すためのリヤ吹出口を有し、前記シート用送風機および前記電気ヒータの空気下流側で前記送風通路より分岐して前記リヤ吹出口に通じるリヤ送風路と、前記電気ヒータを通過した後、前記シートへ送風される空気量と前記リヤ送風路を通って前記リヤ吹出口より吹き出される空気量との割合を調節できる配風用ドアと、前記リヤ吹出口の近傍に開口する通風口を有し、前記シート用送風機および前記電気ヒータの空気上流側で前記送風通路より分岐して前記通風口に通じるリヤ通風路と、このリヤ通風路を開閉できる開閉ドアとを備えたことを特徴とする車両用シート空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/34 ,  B60H 1/00 102
FI (2件):
B60H 1/34 F ,  B60H 1/00 102 T
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-107408

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