特許
J-GLOBAL ID:200903087043591588

車両の振動低減装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-213447
公開番号(公開出願番号):特開平8-074925
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 運転モードの変更時その変更信号の出力から実際に車両の振動状態が変化するまでのタイムラグを考慮して加振機による振動の位相を変更することにより、加振機による車体振動の低減効果を最大限に確保する。【構成】 車体振動を低減するための振動を発生する加振機と、車室フロア部に取付けられ車体振動を検出する振動センサと、上記加振機による車体振動の低減効果が最も発揮されるように、上記振動センサの信号を受けながら加振機による振動の位相を変更するフィードバック制御をする。この制御では、車両の所定の運転モードを検知する運転モード検知部と、予め各運転モード毎に対応した最適な位相を求めてマップ化した最適位相マップとを有し、運転モードが変化するとき所定時間の間は変化前の運転モードでの位相を保持し、その後上記最適位相マップから変化後の運転モードに対応した最適位相を読み取り、該位相を初めに加振機による振動の位相としてフィードバック制御を開始する。
請求項(抜粋):
車体振動を低減するための振動を発生する加振機と、該加振機による車体振動の低減効果が最も発揮されるように、加振機による振動の位相を変更する制御手段とを備えた車両の振動低減装置において、上記制御手段は、車両の所定の運転モードを検知する運転モード検知部と、予め各運転モード毎に対応した最適な位相を求めてマップ化した最適位相マップと、運転モードが変化するとき所定時間の間は変化前の運転モードでの位相を保持し、その後上記最適位相マップから変化後の運転モードに対応した最適位相を読み取って加振機による振動の位相を変更する制御部とを有していることを特徴とする車両の振動低減装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  G05D 19/02 ,  B60K 5/12

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