特許
J-GLOBAL ID:200903087051537959

不均質材料のシミュレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-195616
公開番号(公開出願番号):特開2006-015866
出願日: 2004年07月01日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】ゴム弾性体のような、材料特性の異なる複数の材料相が分散配置されたミクロ構造を有する不均質材料の挙動をシミュレートする際、マクロ構造とミクロ構造のシミュレーション演算を整合させて効率よく行う。【解決手段】不均質材料のミクロ構造を再現したミクロスケールモデルを変形させてシミュレーション演算を行うことにより、超弾性ポテンシャル及び材料定数を定め、不均質材料を含む構造体を再現したマクロスケールモデルを用いて、前記超弾性ポテンシャル及び前記材料定数に基づいてマクロスケールシミュレーション演算を行う。マクロスケールシミュレーション演算結果のうち、不均質材料の配置部分の代表点の歪の結果を取得し、この歪からミクロスケールモデルにおける境界領域の変位を定め、この変位をミクロスケールモデルの境界条件としてミクロスケールシミュレーション2を行う。【選択図】図2
請求項(抜粋):
材料特性の異なる複数の材料相が分散配置されたミクロ構造を有する不均質材料の挙動を離散化モデルを用いてシミュレートする不均質材料のシミュレーション方法であって、 不均質材料の前記ミクロ構造を再現した第1の離散化モデルを変形させてシミュレーション演算を行うことにより、不均質材料のミクロ構造を均質な構造としたときの超弾性ポテンシャル及びこのポテンシャルに基づく材料定数を定める第1のステップと、 前記不均質材料を含む構造体を、前記不均質材料を均質材料と見なして再現した第2の離散化モデルを用いて、前記超弾性ポテンシャル及び前記材料定数に基づいて所定の条件でシミュレーション演算を行う第2のステップと、 前記第2の離散化モデルを用いて行われたシミュレーション演算結果のうち、前記構造体における前記不均質材料の配置部分の代表点の歪又は歪速度の結果を取得し、この歪又は歪速度から前記第1の離散化モデルにおける境界領域の変位又は変位速度を定め、この変位又は変位速度を前記第1の離散化モデルの境界条件として前記第1の離散化モデルに付与してシミュレーション演算を行うことで、前記ミクロ構造を有する不均質材料に作用する物理量を算出する第3のステップと、を有することを特徴とする不均質材料のシミュレーション方法。
IPC (2件):
B60C 19/00 ,  G06F 17/50
FI (3件):
B60C19/00 Z ,  G06F17/50 612A ,  G06F17/50 612H
Fターム (3件):
5B046AA04 ,  5B046BA01 ,  5B046JA04

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