特許
J-GLOBAL ID:200903087054805083

直流高電圧発生装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-173557
公開番号(公開出願番号):特開平8-019258
出願日: 1994年07月01日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 多段倍電圧整流回路を有する直流高電圧発生装置において絶縁沿面距離を確保しつつ絶縁材料を有効利用する製造方法を提供する。【構成】 高電圧出力端子11に抵抗器取付板27を固定する。またこの抵抗器取付板27には多段倍電圧整流回路取付板31を固定する。この状態で高電圧出力端子11の突出した絶縁パイプ11a と入力側の引出線5,7,9を下に向け,絶縁ケース23中に挿入して底部23b 付近のみを固定する。そして絶縁ケース23の開口部11aからエポシキ樹脂Rを注入し硬化させる。絶縁沿面距離については,低圧側のみが固定されて,高電圧発生の構成部品は絶縁ケース23の内面からは隔離されているので確実かつ有効に絶縁を保つことができる。
請求項(抜粋):
一対の入力端子と,この入力端子に接続される押し上げコラムと平滑コラムとダイオード群とからなる多段倍電圧整流回路と,高電圧出力端子であって一端が開放した絶縁パイプとその絶縁パイプの奥底に高電圧電極を有する高電圧出力端子と,この高電圧出力端子と前記多段倍電圧整流回路の出力端子に直列接続された直列抵抗と,電圧検出用抵抗であって前記多段倍電圧整流回路の出力端子に一端が接続され他端が低圧端子に接続される電圧検出用抵抗と,前記多段倍電圧整流回路の入力端子側から出力端子側まで電圧の昇圧に対応して配設する多段倍電圧整流回路の取付板であって前記絶縁パイプとほぼ平行に配設した取付板と,抵抗取付板であって,前記直列抵抗と電圧検出用抵抗とをほぼ同一平面上に配設すると共に前記絶縁パイプとほぼ平行に配設した抵抗取付板と,絶縁ケースであって,その一面には前記高電圧出力端子の絶縁パイプの開放側と,前記多段倍電圧整流回路の取付板の前記入力端子側と,前記抵抗取付板における電圧検出用抵抗の低圧端子側とを一面に固定してなる絶縁ケースと,この絶縁ケース内に充填された熱可塑性樹脂とからなる直流高電圧発生装置。
IPC (3件):
H02M 7/10 ,  B29C 51/02 ,  H02M 7/04

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