特許

J-GLOBAL ID：200903087064735075

耐摩耗性鋳鉄およびその製造方法

発明者： 山田 辰穂 ,  高橋 輝夫 ,  石川 佳樹 ,  大崎 茂三
出願人/特許権者： 日本ピストンリング株式会社 ,  マツダ株式会社
代理人 (1件)： 小林 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-037591
公開番号（公開出願番号）：特開平9-209072
出願日： 1996年01月30日
公開日（公表日）： 1997年08月12日
要約：

【要約】【課 題】 研削またはホーニング加工時に内周面がむしられることを防ぎ、面粗さが大きくなることを防止できる遠心鋳造による耐摩耗性鋳鉄の提供。【解決手段】 化学組成が重量%で、C:2.9〜3.5%、Si:2.0〜2.5%、Mn:0.5〜1.0%、P:0.1〜0.3%、S:0.01〜0.13%、Cu:0.3〜0.6%、Cr:0.1〜0.3%を含み、残部が実質的にFeからなり、かつミクロ組織が面積率で、フェライト相を3%以下、ステダイト相を1%以上、黒鉛相を10〜18%含むパーライト基地からなり、かつ基地硬さをHv330以上とする。

請求項（抜粋）：

化学組成が重量%で、C:2.9〜3.5%、Si:2.0〜2.5%、Mn:0.5〜1.0%、P:0.1〜0.3%、S:0.01〜0.13%、Cu:0.3〜0.6%、Cr:0.1〜0.3%を含み、残部が実質的にFeからなり、かつミクロ組織が面積率で、フェライト相を3%以下、ステダイト相を1%以上、黒鉛相を10〜18%含むパーライト基地からなり、かつ基地硬さがHv330以上であることを特徴とする耐摩耗性鋳鉄。