特許
J-GLOBAL ID:200903087068001599

一酸化炭素を含む水素ガスから一酸化炭素を除去する方法、その電気化学デバイス、その運転方法、燃料電池の運転方法および燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024049
公開番号(公開出願番号):特開平10-216461
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、燃料中のCOの除去と触媒に吸着したCOを効率よく除去し、特性の高い電気化学デバイスや燃料電池を得ることを目的とする。【解決手段】 一対のガス拡散電極2、3が電解質膜1の両側にそれぞれ触媒層4、5を介して配設されて電気化学セル10が構成されている。また、純水素ガスがガス流路6を介して供給され、COが含まれた水素ガスがガス流路7を介して供給される。そして、電極2に対して正のパルス状電位が電解電圧に重畳された電圧波形が電極3に印加される。そこで、電解電圧により電解反応が行われると、徐々に触媒層5にCOが吸着され、電解電圧が上昇する。この時、パルス状電位が印加され、触媒層5に吸着されたCOが酸化分解され、水素ガス中のCO濃度が低減される。
請求項(抜粋):
一対のガス拡散電極がイオン伝導性の電解質膜の両面にそれぞれ触媒層を介して配設されてなる電気化学セルの一側のガス拡散電極に一酸化炭素を含む水素ガスを供給し、他側のガス拡散電極に対して正のパルス状電位を該一側のガス拡散電極に連続的に印加して、該一側のガス拡散電極中を流通する水素ガス中に含まれる一酸化炭素を電気化学的に酸化分解して除去することを特徴とする一酸化炭素を含む水素ガスから一酸化炭素を除去する方法。
IPC (3件):
B01D 53/32 ,  B01D 53/86 ,  H01M 8/00
FI (3件):
B01D 53/32 ,  H01M 8/00 ,  B01D 53/36 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-007886

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