特許
J-GLOBAL ID:200903087068671080

医用器具のための弁付きアダプタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-204787
公開番号(公開出願番号):特開平8-057058
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【課題】 取り付け及び取り外しの際の流体の損失及び空気の捕捉が最小にできる弁付きのアダプタの提供。【解決手段】 弁付きアダプタ10は本体20を備えている。本体20は、基端22と、末端24と、内側面を有する貫通通路26とを有する。通路26は、基端肩部32と分割された末端肩部34とによって形成されたチャンバ30を有する。チャンバ30は基端22と末端24との中間に配置されている。アダプタは、チャンバ内に含まれていて前記通路内の流体の流れを選択的に遮断し及び許容する弁40を含む。弁40は細長い弾性部材42を含む。弾性部材42は、末端肩部と基端肩部との間で軸線方向に圧縮されて常閉位置へと付勢される。弾性部材の基端は、基端肩部と協働して液密シールを形成し、この液密シールによって通路を通る流体の流れが遮断される。アダプタは、更に、弾性部材を選択的に更に軸線方向に圧縮するためのプッシャ50を含み、これによって、前記通路を通る流体の流れを許容する。
請求項(抜粋):
医用アクセス器具のための弁付きのアダプタであって、長手軸線を有し且つ第1の端部である基端と、第2の端部である末端と、これらの端部間に延びていて内側面を有する通路とを有する本体であって、前記通路は、基端肩部と前記通路の内側面から内方に突出している分割された末端肩部とによって形成されたチャンバを有し、前記末端肩部は前記分割された部分間を貫通している開口を有し、前記チャンバは前記第1の端部と前記第2の端部との中間に位置している、本体と、前記通路を流れる流体の流れを選択的に遮断し及び許容するために前記チャンバ内に含まれる弁であって、前記本体の長手軸線とほぼ同軸の軸線と、末端と基端とを有する細長い弾性部材を含み、同弾性部材は、前記基端の環状の肩部と前記末端の環状の肩部との間で軸線方向に圧縮され、前記細長い弾性部材が圧縮されることによって前記弁が常閉位置へと付勢され、前記弾性部材の前記基端は前記基端肩部と協働して液密シールを形成し、それによって、前記通路を通る流体の流れを阻止するようになされた、弁と、前記細長い弾性部材の基端が前記基端肩部と協働して液密シールをもはや形成しないように前記細長い弾性部材を選択的に軸線方向に圧縮するためのプッシャであって、それによって、前記弁を開き且つ前記通路を通る流体の流れを許容するプッシャと、を含む弁付きアダプタ。
IPC (2件):
A61M 39/02 ,  A61M 39/00
FI (2件):
A61M 5/14 459 H ,  A61M 25/00 320 T

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