特許
J-GLOBAL ID:200903087071183924

脱気包装装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-053020
公開番号(公開出願番号):特開平6-247420
出願日: 1993年02月17日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 被包装物に巻きついて移動するチューブフイルム内に挿入したパイプノズルで前記チューブフイルム内の空気を吸引する脱気包装装置おいて、当該包装装置によって形成する包装袋内の真空が甘くなるのを防止する。【構成】 製筒手段48によってチューブ化する筒状フイルム63内にコンベヤ45によって被包装物46を等間隔で供給すると共に、パイプノズル10でチューブフイルム内を脱気し、さらに回転シーラ65,66でフイルムをクロスシールするようにした包装装置において、供給する被包装物を光電スイッチ28で検出し、供給間隔が拡大すると、制御装置20からの信号でフイルム供給用モータ57と回転シーラ65の駆動モータ21とを、後続の被包装物が追いつくまで停止する。この場合パイプノズル10の脱気作用も同時に止め、チューブフイルム内が過剰真空になるのを防ぐが、フイルム停止中の空気の侵入によりチューブフイルム内の真空が甘くなるため、フイルム及び回転シーラを再稼働するとき、それより早めにパイプノズル10の脱気を開始する。
請求項(抜粋):
多数の被包装物を縦列状態で搬送する軌道に沿って細長い真空吸引用のパイプノズルを配置する一方、前記各被包装物と同方法に移動する帯状フイルムを製筒手段でもって前記被包装物と前記パイプノズルの周囲で筒状に丸めると共に、回転シーラでチューブフイルムをクロスシールするようにした包装装置と、前記被包装物搬送軌道に設けたスイッチで各被包装物の送り間隔を検出し、この送り間隔に対応する等ピッチデータを制御器で処理し、この等ピッチデータが広がったときは、このデータ間隔が等しくなるまでの間、前記フイルム及び回転シーラの動きを停止するようにした制御装置において、前記パイプノズルを真空源に繋ぐ連結パイプの途中に設けたノーマルクローズ型の第一開閉弁と、該第一開閉弁をバイパスするチューブであって特に前記パイプノズルよりも小口径のバイパスチューブと、前記パイプノズルにおける真空吸引方向に向かって前記第一開閉弁の下流側に設けたノーマルオープン型の第二開閉弁と、前記の回転シーラが一定サイクルでフイルムをクロスシールする直前に前記第一開閉弁を一瞬の間開放する制御手段と、前記フイルム及び回転シーラの動きが停止する間、前記第二開閉弁を閉鎖する制御手段と、停止したフイルム及び回転シーラが再び稼働を開始し回転シーラがフイルムを挟圧するタイミングと、パイプノズルが最初に真空吸引を開始するタイミングとの時間差を相対的に広げる方向に制御する手段とを備える脱気包装装置。
IPC (2件):
B65B 31/04 ,  B65B 11/10

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