特許
J-GLOBAL ID:200903087082057815
排ガス流路部材用フェライト系ステンレス鋼及び製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319363
公開番号(公開出願番号):特開平6-145938
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 排ガス結露環境において優れた耐湿食性を示し、加工性及び高周波造管性にも優れた鋼を提供する。【構成】 C+N≦0.03重量%及びNb≧7×(C+N)+0.01×(Cr-12)+0.15の条件の下でC:0.02重量%以下,Si:1.5重量%以下,Mn:1.5重量%以下,P:0.01〜0.08重量%,S:0.01重量%以下,Ni:0.6重量%以下,Cr:10〜16重量%,Nb:0.1〜1.0重量%及びN:0.02重量%以下を含むフェライト系ステンレス鋼にAlめっきを施した鋼板である。Alめっき後に、200°C以上の熱処理を施し、Alめっき層に吸蔵されている水素を放出させることが好ましい。【効果】 亜硫酸イオンを含む排ガス結露雰囲気における耐食性の向上を、母材を硬質にする高合金化に依らず、Alめっき層で図っているため、加工性及び高周波造管性が確保される。
請求項(抜粋):
C+N≦0.03重量%及びNb≧7×(C+N)+0.01×(Cr-12)+0.15の条件の下でC:0.02重量%以下,Si:1.5重量%以下,Mn:1.5重量%以下,P:0.01〜0.08重量%,S:0.01重量%以下,Ni:0.6重量%以下,Cr:10〜16重量%,Nb:0.1〜1.0重量%及びN:0.02重量%以下を含み、残部が実質的にFeからなるステンレス鋼下地と、該鋼下地の表面に設けられたAlめっき層とを備えていることを特徴とする排ガス流路部材用フェライト系ステンレス鋼。
IPC (4件):
C23C 2/12
, C22C 38/00 302
, C22C 38/48
, C23C 30/00
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